[サーバーへの接続] ([追加の接続パラメータ] ページ)
SQL Server Management Studio の [接続先] ダイアログ ボックスには、オプションとして最も一般的な接続文字列値が表示されます。[追加の接続パラメータ] ページを使用すると、接続文字列に接続パラメータをさらに追加できます。
追加の接続パラメータには、任意の ODBC 接続パラメータを使用できます。
追加の接続パラメータは、;parameter1=value1;parameter2=value2 という形式で追加する必要があります。
[追加の接続パラメータ] ページを使用して追加したパラメータは、[接続先] ダイアログ ボックスのオプションを使用して選択したパラメータに追加されます。
指定した各パラメータの最後のインスタンスは、そのパラメータの前のインスタンスよりも優先されます。[追加の接続パラメータ] を使用して追加したパラメータは、[ログイン] タブまたは [接続プロパティ] タブで指定したパラメータの後に続き、それらのパラメータを置換します。たとえば、[ログイン] タブで [サーバー名] として「SERVER1」と指定し、[追加の接続パラメータ] タブで「;SERVER=SERVER2」と指定した場合、SERVER2 に接続されます。
[追加の接続パラメータ] タブを使用して追加したパラメータは、常にプレーン テキストとして渡されます。
セキュリティに関する注意 [追加の接続パラメータ] タブにはログイン資格情報やパスワードを含めないでください。このタブで指定したパラメータは、ネットワーク経由で渡されるときに暗号化されません。代わりに [ログイン] タブを使用してください。
[追加の接続パラメータ] ページを表示するには
Management Studio で、[クエリ] メニューの [接続] をポイントし、[接続] をクリックします。
[接続先] ダイアログ ボックスで、[オプション] をクリックし、[追加の接続パラメータ] タブをクリックします。
例
例 A: データベース エンジンへの接続
ACCOUNTING というサーバーの AdventureWorks データベースに接続するには、[追加の接続パラメータ] ボックスに次のように入力します。
;SERVER=ACCOUNTING;DATABASE=AdventureWorks
例 B: Analysis Services への接続
Analysis Servers に接続し、通知をリッスンするすべてのパーティションに対するクエリが (キャッシュをバイパスして) リアルタイムで実行されるようにして、書き戻しのタイムアウト値を 5 に設定するには、[追加の接続パラメータ] ボックスに次のように入力します。
;Real Time Olap=TRUE;Writeback Timeout=5