DROP CRYPTOGRAPHIC PROVIDER (Transact-SQL)
SQL Server 内の暗号プロバイダを削除します。
構文
DROP CRYPTOGRAPHIC PROVIDER provider_name
引数
- provider_name
拡張キー管理プロバイダの名前を指定します。
説明
拡張キー管理 (EKM) プロバイダを削除するには、そのプロバイダを使用しているすべてのセッションを停止する必要があります。
EKM プロバイダは、資格情報がマップされていない場合のみ削除できます。
キーがマップされている EKM プロバイダを削除すると、そのキーの GUID が SQL Server 内に格納されたままになります。後で同じキー GUID を使用してプロバイダを作成すると、そのキーが再利用されます。
権限
対称キーに対する CONTROL 権限が必要です。
例
次の例では、SecurityProvider という暗号プロバイダを削除します。
/* First, disable provider to perform the upgrade.
This will terminate all open cryptographic sessions. */
ALTER CRYPTOGRAPHIC PROVIDER SecurityProvider
SET ENABLED = OFF;
GO
/* Drop the provider. */
DROP CRYPTOGRAPHIC PROVIDER SecurityProvider;
GO