親子ディメンション以外のディメンションに階層を作成します
このルールでは、各データベース ディメンションを分析して、その属性がユーザー階層のレベルに分類されているかどうかを調べます。
ベスト プラクティスと推奨事項
最適なパフォーマンスを得るには、通常、属性をユーザー階層に分類し、ユーザー階層内のレベルに対応する属性間の属性リレーションシップを定義する必要があります。ほとんどのディメンションのデータには、階層構造があり、キューブで公開する価値があります。多くの場合、キューブ ウィザードまたはディメンション ウィザードでは、この階層が検出されません。このような場合は、ユーザー階層を手動で定義する必要があります。一対多のリレーションシップを持つ属性間のリレーションシップを定義するだけです。また、属性をユーザー階層に分類すると、ほとんどのユーザーにとって使いやすさが向上します。さらに使いやすさを向上するには、ユーザー階層内のレベルとして使用されている属性階層を非表示にするか、名前を変更します。
詳細情報
属性およびユーザー階層の構成方法の詳細については、SQL Server オンライン ブックの「ユーザー定義階層の定義と構成」および「ユーザー定義階層の属性間での属性リレーションシップの指定」を参照してください。
属性とユーザー階層に関連するパフォーマンスの問題については、「SQL Server 2005 Analysis Services パフォーマンス ガイド」の「階層の効率的な使用」を参照してください。