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[フィルタ一覧] ダイアログ ボックス (レポート ビルダ 1.0)

[データのフィルタ選択] ダイアログ ボックスのフィルタ領域にエンティティを追加し、特定の比較演算子を指定する際には、どのエンティティのインスタンスをフィルタに使用するのかを選択する必要があります。インスタンスの一覧がそれほど長くなければ、条件領域をクリックすると、アイテムの一覧が表示されます。たとえば、フィルタ領域に Customer エンティティを追加した場合で、顧客数が 50 件しかなければ、50 件の顧客すべてがドロップダウン リストに表示され、フィルタに追加する顧客のチェック ボックスをそれぞれオンにできます。一方、顧客数が 10,000 件もある場合を想定してください。一覧が非常に長くなり、実用的ではありません。

エンティティに大量のデータがあり、フィルタに使用するアイテムを選択する必要がある場合に、[データのフィルタ選択] ダイアログ ボックスにあるフィルタ句内の [(値が選択されていません)] 条件をクリックすると、[フィルタ一覧] ダイアログ ボックスが自動的に開きます。[フィルタ一覧] ダイアログ ボックスを使用すると、フィルタ内に表示されるドロップダウン リスト ボックスのアイテム数を制限できます。[フィルタ一覧] ダイアログ ボックスの目的は、フィルタに追加するデータを事前に絞り込むことです。

データ ソースで設定されている指定値よりエンティティの数が少ない場合は、[使用できるデータ] ボックスの一覧に、値があらかじめ表示されています。[使用できるデータ] に一覧表示されるアイテム数を制限するには、[使用できるデータのフィルタ] ボックスに文字列を入力し、[フィルタ] ボタンをクリックします。

データ ソースで設定されている指定値よりエンティティの数が多い場合、[使用できるデータ] ボックスには値が表示されていません。この場合はフィルタが必要になるので、[検索] ボタンのある [フィルタ一覧] ダイアログ ボックスが表示されます。このボタンを使用して、2 番目の [データのフィルタ選択] ダイアログ ボックスを表示します。このダイアログ ボックスで、選択肢として使用するアイテムのみを返すフィルタを作成できます。データへのフィルタ適用後、返されたアイテムが [使用できるデータ] ボックスの一覧に表示されます。

操作可能な長さの一覧になるまでデータを絞り込んだ後、条件のドロップダウン リストに表示するアイテムを [選択したデータ] 一覧に移動して選択します。[OK] をクリックすると、[選択したデータ] 一覧のアイテムが、元のフィルタのドロップダウン リストに表示されます。

オプション

  • [検索]
    [使用できるデータ] リスト ボックスに表示するアイテムの数を絞り込みます。[検索] ボタンは、フィルタを実行する必要がある場合に表示されます。このボタンをクリックすると、新しい [データのフィルタ選択] ダイアログ ボックスが表示されます。有効なフィルタを適用して [OK] をクリックします。[フィルタ一覧] ダイアログ ボックスが再表示され、[使用できるデータ] ボックスの一覧に値が表示されます。

  • [使用できるデータ]
    フィルタ内のドロップダウン リストに追加するアイテムを選択します。この一覧には、あらかじめ値が表示されている場合もあります。表示されていない場合は、[検索] ボタンをクリックして一覧を設定します。

  • [>] (追加)
    [使用できるデータ] ボックスの一覧から [選択したデータ] 一覧に、選択するアイテムを移動します。

  • [>>] (すべて追加)
    [使用できるデータ] 一覧から [選択したデータ] 一覧に、すべてのアイテムを移動します。

  • [選択したデータ]
    [データのフィルタ選択] ダイアログ ボックスのフィルタ条件のドロップダウン リストに追加できるすべてのアイテムが表示されます。

  • [X] (削除)
    アイテムを選択してクリックすると、[選択したデータ] 一覧から削除できます。

  • [フィルタ]
    [使用できるデータ] 一覧に表示されるアイテムの数を制限するには、このボックスに文字列を入力して [フィルタ] ボタンをクリックします。たとえば、製品名の一覧で、"mountain" という語が含まれる製品のみを必要とする場合、「mountain」と入力すると、目的の製品名のみが表示されます。このオプションは、[使用できるデータ] ボックスの一覧に値があらかじめ表示されている場合にのみ使用できます。