パラメータの操作 (レポート ビルダ 1.0)
パラメータは、レポートを実行したときに返されるデータの範囲を設定する変数です。パラメータには既定値を指定できます。また、レポートの実行者が値または値のセットを選択することもできます。
レポートにパラメータを追加しておけば、どのような情報を実行時に表示するかをレポートを表示するユーザーが制御できるようになります。たとえば、販売区域ごとの売上情報を表示するレポートを作成するとします。パラメータを追加して、表示する販売区域をユーザーに選択させるようにしておくと、レポートにはユーザーが選択した販売区域の売上情報のみが表示されます。ユーザーは、パラメータ リストから他の販売区域を選択して再度レポートを実行することで、他の販売区域の売上情報を表示できます。
重要 |
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パラメータは行レベルのセキュリティ確保のためには使用しません。特定の行のデータに関して、ユーザーまたはユーザー グループによる読み出しをパラメータで回避することはできません。レポート内に表示されるデータにセキュリティを適用するには、セキュリティ フィルタまたはモデル アイテム セキュリティを使用する必要があります。セキュリティ フィルタ使用の詳細については、データベース管理者やレポートに使用しているソース データの設計担当者に問い合わせてください。 |
レポートにパラメータを追加するには、[データのフィルタ選択] ダイアログ ボックスを開き、パラメータとして使用するエンティティまたはフィールドに基づいてフィルタ句を作成し、そのエンティティまたはフィールドをクリックして [プロンプト] オプションを選択する必要があります。既定値を指定するには、フィルタ句で使用するエンティティまたはフィールドの値を入力するか選択します。レポートに追加できるパラメータの個数に制限はありません。
注意 |
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パラメータ リストの値は、並べ替えられずに表示される場合があります。 |