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別の種類のファイルとしてレポートをエクスポートする場合のデザインに関する注意点 (レポート ビルダ 1.0)

レポート ビルダでレポートを作成する場合は、データ ソースからどのデータを取得し、レポートをどのようなレイアウトで表示するかを指定します。[レポートの実行] をクリックすると、データ ソースからのデータがレポートのレイアウトに組み合わされます。Excel ファイルや .txt ファイルなど、別の種類のファイルとしてレポートを保存する場合は、レポート ビルダでのレポートの表示とエクスポートされたレポートの表示が、まったく同じにはならないことに注意する必要があります。CSV などのエクスポート オプションでは、レポートからのデータだけが保存されます。それに対して、MHTML や Excel などの他のエクスポート オプションではデータが保存され、エクスポートされたレポートとレポート ビルダでデザインしたレポートの表示が同じになるように、一部のデザイン情報も保存されます。

使用可能なエクスポート オプションによってレポートの表示がどのように変化するかを理解しておくと、最終的な配信形式にかかわらず希望どおりに表示できるように、最適なデザインのレポートを効果的に作成することができます。このトピックでは、レポートを別の種類のファイルとして保存するためのエクスポート オプションの使用方法における重要な相違点について説明します。また、各エクスポート オプションでレポートのデザイン情報がどのように処理されるかについて説明するトピックの一覧もあります。

エクスポート オプションの比較

さまざまなエクスポート オプションを使用するための制限や要件はありませんが、一部のエクスポート オプションでは、特定の目的に役立つ種類のファイルが生成されます。

たとえば、XML エクスポート オプションや CSV エクスポート オプションは、他のアプリケーションやプロセスへのデータ供給として使用できるファイルを作成する場合に役立ちます。それに対して、MHTML エクスポート オプションや Excel エクスポート オプションは、レポート ユーザーになじみのある外観でファイルを作成する場合に役立ちます。あるエクスポート オプションによって他のオプションと同様の出力が生成されるかどうかを知っておくと、レポート デザインの決定に役立ちます。たとえば、物理的なページとして表示するためのレポートを作成する場合は、レポート ビルダでも、エクスポート オプションとして使用予定であるファイルの種類でも、正しく機能するようなデザインに焦点を合わせます。

レポートを別の種類のファイルとして保存したら、保存した新しいファイルは、その種類の他のファイルと同じように操作できます。

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