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一括コピー フォーマット ファイルを作成する方法 (ODBC)

完全なサンプル コードには、一括コピー機能を使用してデータ ファイルとフォーマット ファイルの両方を作成する方法が示されています。完全なサンプル コードは、BulkCopyWithFormat.cpp ファイルにあります。このファイルは、MSDN の SQL Server ダウンロード ページからダウンロードできます。このサンプルは、Microsoft Visual C++ 2005 を使用して、ODBC 3.0 以降用に開発されています。

セキュリティに関する注意セキュリティに関する注意

可能な場合は、Windows 認証を使用します。Windows 認証が使用できない場合は、実行時に資格情報を入力するようユーザーに求めます。資格情報をファイルに保存するのは避けてください。資格情報を保存する必要がある場合は、Win32 Crypto API を使用して暗号化してください。

一括コピー フォーマット ファイルを作成するには

  1. 環境ハンドルと接続ハンドルを割り当てます。

  2. SQL_COPT_SS_BCP と SQL_BCP_ON を設定して、一括コピー操作を有効にします。

  3. SQL Server に接続します。

  4. bcp_init を呼び出して、次の情報を設定します。

    • 一括コピー操作の対象になるテーブルまたはビューの名前

    • データベースにコピーするデータが含まれたデータ ファイルの名前、またはデータベースからのコピー時にデータを受け取るデータ ファイルの名前

    • 一括コピー エラー メッセージを受け取るデータ ファイルの名前 (メッセージ ファイルを使用しない場合は NULL を指定します)

    • コピーの方向 (テーブルまたはビューからファイルへのコピーの場合は DB_OUT)

  5. bcp_columns を呼び出して、列数を設定します。

  6. 列ごとに bcp_colfmt を呼び出して、その特性をデータ ファイルに定義します。

  7. bcp_writefmt を呼び出して、一括コピー操作で作成するデータ ファイルの形式を記述した、フォーマット ファイルを作成します。

  8. bcp_exec を呼び出して一括コピー操作を実行します。

このように一括コピー操作を実行すると、一括コピーされたデータが含まれたデータ ファイルとデータ ファイルのレイアウトが記述されたフォーマット ファイルが作成されます。