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レッスン 2: モデルへの説明の追加

前のレッスンでは、レポート モデルを作成し、配置して、レポート ビルダー 1.0 またはレポート ビルダー 3.0 でテストしました。このレッスンでは、レポート モデルに説明を追加します。説明とは、モデルの内容を簡単に示すテキストで、レポート ビルダーの [作業の開始] ペインに表示されます。ユーザーがモデルを選択するとその下に説明が表示され、そのモデルをレポートの構築に使用するかどうかを判断できます。

また、エンティティ、属性 (レポート ビルダーのフィールド)、ロールにも説明を作成して、ユーザーに有用な情報を表示できます。レポート ビルダーのユーザーが、[エクスプローラー] ペインでアイテムにカーソルを合わせると、説明がツールヒントとして表示されます。

注意

次に示す手順では、前のレッスンで開いた [Business Intelligence Development Studio] ウィンドウを閉じていないことを前提としています。BI Development Studio で AdventureWorks2008R2 プロジェクトを開くには、[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム]、[Microsoft SQL Server 2008 R2] の順にポイントして、[SQL Server Business Intelligence Development Studio] をクリックします。[最近使ったプロジェクト] ペインで [開く: プロジェクト] をクリックし、AdventureWorks.sln ファイルを選択して [開く] をクリックします。

レポート モデルに説明を追加するには

  1. [Business Intelligence Development Studio] ウィンドウで開いた AdventureWorks2008R2 レポート モデル プロジェクトに戻ります。

  2. ツリー ビューで、[モデル] ノードを選択します。

  3. [プロパティ] ウィンドウで、[説明] プロパティを探します。

  4. [説明] ボックスに「このレポート モデルは AdventureWorks2008R2 データベース用です。」と入力します。

  5. ツリー ビューで、[Sales Person] エンティティを選択し、[説明] ボックスに「すべての販売員は従業員です。」と入力します。

  6. リスト ビューで、[Sales Quota] 属性を選択し、[説明] ボックスに「販売ノルマは四半期ごとに更新されます。」と入力します。

  7. [ファイル] メニューの [すべてを保存] をクリックします。

次の手順

これで、モデルとエンティティおよび属性に説明が追加されました。次のレッスンでは、モデルにフォルダーを追加してモデルを整理します。「レッスン 3: フォルダーを使用したモデルの整理」を参照してください。

注意

レッスン 8 では、レッスン 2 ~ 8 でモデルに対して行った変更を検証します。