Web 同期が使用されるようにサブスクリプションを構成する方法 (SQL Server Management Studio)
ここでは、マージ レプリケーション用に Web 同期を構成する 3 番目の手順を説明します。パブリケーションを有効にし、Microsoft インターネット インフォメーション サービス (IIS) を構成してから、この手順を実行します。構成プロセスの概要については、「マージ レプリケーションの Web 同期を構成する方法 (SQL Server Management Studio)」を参照してください。ここでの手順を完了すると、作成したサブスクリプションが同期されます。詳細については、「プル サブスクリプションの同期をとる方法 (SQL Server Management Studio)」を参照してください。
Web 同期が使用されるようにサブスクリプションを構成するには、次の手順に従って、サブスクリプションの新規作成ウィザードを使用します。
注 |
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サブスクリプションの新規作成ウィザードを実行するには、サブスクライバからパブリッシャへの SQL Server 接続を行う必要があります。サブスクライバで使用できる接続が HTTP のみの場合は、ストアド プロシージャを使用してサブスクリプションを構成します。詳細については、「Web 同期を使用するようにサブスクリプションを構成する方法 (レプリケーション Transact-SQL プログラミング)」を参照してください。 |
Web 同期が使用されるようにサブスクリプションを構成するには
サブスクリプションの新規作成ウィザードの [マージ エージェントの場所] ページで、[サブスクライバで各エージェントを実行する (プル サブスクリプション)] を選択します。このウィザードの使用方法については、「プル サブスクリプションを作成する方法 (SQL Server Management Studio)」を参照してください。
[Web 同期] ページで、この同期方法を使用する各サブスクライバについて [Web 同期を使用します] を選択します。
[Web サーバー情報] ページで、次の操作を行います。
パブリケーションで Web 同期を構成したときに指定した既定の Web アドレスをそのまま使用するか、別の IIS のインスタンスの完全修飾 URL を入力します。
IIS に接続するときに使用する認証の種類を選択します。使用できる認証の種類は、IIS に対して有効化されているもののみです (Web 同期の構成ウィザードまたは IIS マネージャで設定します)。
SSL (Secure Sockets Layer) と基本認証を組み合わせて使用することをお勧めします。使用する認証の種類にかかわらず、SSL は必須です。基本認証を指定する場合は、このウィザードでマージ エージェントに対して指定したのと同じアカウントを IIS への接続に対しても指定することをお勧めします。
注 基本認証は、資格情報を IIS に渡すための方法です。基本認証を使用しても、IIS への接続に Windows ドメイン アカウントを指定する機能には影響ありません。Web 同期の推奨事項の詳細については、「Web 同期の構成」の「Web 同期のセキュリティの推奨事項」を参照してください。
ウィザードを完了します。