データベース ミラーリングおよびバックアップと復元
このトピックは、複数のファイル グループを含む完全復旧モデルのデータベースだけに関連しています。
データベース ミラーリングは、データベースの可用性を高めるための、主要なソフトウェア ソリューションです。ミラーリングはデータベースごとに実装され、完全復旧モデルを使用するデータベースでのみ機能します。詳細については、「データベース ミラーリングの概要」を参照してください。
注 |
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データベースのファイル グループのサブセットのコピーを配布するには、レプリケーションを使用します。ファイル グループ内のオブジェクトのうち、他のサーバーにコピーしたいものだけをレプリケートします。レプリケーションの詳細については、「SQL Server のレプリケーション」を参照してください。 |
ミラー データベースの作成
プリンシパル データベースのバックアップを復旧せずにミラー サーバーに復元すると、ミラー データベースが作成されます。この復元したデータベースの名前は、元のデータベースと同じ名前のままにする必要があります。詳細については、「ミラーリングのためのミラー データベースの準備」を参照してください。
段階的な部分復元シーケンスの使用がサポートされている場合は、これを使用してミラー データベースを作成できます。ただし、ミラーリングを開始できるのは、すべてのファイル グループを復元し、通常はログ バックアップを復元して、ミラー データベースの状態をプリンシパル データベースの状態に十分近づけてからです。詳細については、「段階的な部分復元の実行」を参照してください。
ミラーリング中のバックアップおよび復元の制限
データベース ミラーリング セッションがアクティブの場合は、次の制限があります。
ミラー データベースのバックアップおよび復元は実行できません。
プリンシパル データベースのバックアップは可能ですが、BACKUP LOG WITH NORECOVERY オプションは使用できません。
プリンシパル データベースの復元は実行できません。