LOG (Transact-SQL)
指定された float 式の自然対数を返します。
構文
LOG ( float_expression )
戻り値の型
float
説明
定数 e (2.71828182845905…) は自然対数の底です。
自然対数の底は定数 e (2.71828182845905…) です。LOG ( e ) = 1.0 となります。
数値の指数の自然対数は、その数値自体になります。つまり LOG( EXP( n ) ) = n です。また数値の自然対数の指数は、その数値自体になります。つまり EXP( LOG( n ) ) = n です。
例
A. 数値の自然対数を計算する
次の例では、指定した float 式の LOG を計算します。
DECLARE @var float;
SET @var = 10;
SELECT 'The LOG of the variable is: ' + CONVERT(varchar, LOG(@var));
GO
以下に結果セットを示します。
-------------------------------------
The LOG of the variable is: 2.30259
(1 row(s) affected)
B. 数値の指数の自然対数を計算する
次の例では、数値の指数の LOG を計算します。
SELECT LOG (EXP (10));
以下に結果セットを示します。
----------------------------------
10
(1 row(s) affected)