オペレーティング システム レベルでのサービスの構成
Microsoft Windows サービスの構成には、各サービスに対する次のプロパティの構成があります。
ログオン アカウント サービスがタスクを実行するセキュリティ コンテキストを指定します。通常、各サービスのログオン アカウントは、サービスに必要な最低限の権限で構成する必要があります。ネットワーク リソースへのアクセスが必要な場合は、ネットワーク アクセス権を持つログオン アカウントを使用するようにサービスを構成し、そのログオン アカウントにリモート リソースで必要なアクセス権を与える必要があります。
スタートアップの種類 オペレーティング システムの起動時にサービスを自動的に開始するかどうかを指定します。ほとんどの場合、Analysis Services のインスタンスに必要なサービスは自動的に開始するように構成する必要があります。多くの場合、これらのサービスには Microsoft SQL Server および SQL Server エージェントが含まれています。
復旧 いずれかのサービスで障害が発生した場合にローカル コンピュータで実行する操作を指定します。既定では、ローカル コンピュータでは何も実行されません。ただし、障害の発生後に指定の時間が経ってから、コンピュータでサービスを再開するようにサービスを構成できます。
依存関係 依存関係を明確にするためのサービスの開始順序を指定します。既定では、Analysis Services に依存関係はありません。
サービスの構成に使用するツールの詳細については、「サービス管理ツールの確認」を参照してください。