Analysis Services オブジェクトのスクリプトを作成する方法
Microsoft SQL Server Analysis Services には、スクリプトを使用して管理できるオブジェクトの種類が複数あります。これらのオブジェクトには、Analysis Services データベースの要素が含まれます。具体的には、データ ソース、データ ソース ビュー、キューブ、ディメンション、マイニング構造、ロールなどが含まれます。
Analysis Services でスクリプトを使用してオブジェクトを作成、変更、または削除するには、SQL Server Management Studio を使用できますが、XML for Analysis (XMLA) に精通している必要があります。ただし、SQL Server Management Studio には、キューブなどのオブジェクトの作成に必要な XMLA スクリプトを自動的に作成する機能があるので、XMLA の習得の必要性が緩和されます。
注 |
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XMLA の使用方法の詳細については、「Analysis Services での XML for Analysis の使用 (XMLA)」を参照してください。 |
重要 |
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Role オブジェクトのスクリプトを作成する場合、セキュリティ権限はオブジェクトが関連付けられているセキュリティ ロールではなく、オブジェクト自体に含まれていることに注意してください。 |
Analysis Services オブジェクトのスクリプトを作成するには
SQL Server Management Studio で、Analysis Services のインスタンスに接続します。
オブジェクトの作成、変更、削除のいずれかを行うスクリプトを作成するオブジェクトを選択します。
オブジェクトを右クリックし、[キューブをスクリプト化] をポイントしてから、[CREATE]、[ALTER]、[Delete] のいずれかをポイントし、クエリ エディタ ウィンドウを開くには [新しいクエリ エディタ ウィンドウ] を、XMLA スクリプトをファイルに保存するには [ファイル] を、XMLA スクリプトをクリップボードに保存するには [クリップボード] をクリックします。
注 通常、複数の異なるバージョンのファイルを作成する場合は、[ファイル] を選択します。