カスタム ストレージの設定
標準のストレージ設定のいずれかを使用する代わりに、ストレージおよびプロアクティブ キャッシュを手動で設定できます。カスタム ストレージ設定を作成する前に、[標準設定] オプションをクリックし、使用する構成に最も近い標準設定にスライダを移動してください。次に、[カスタム設定] オプション、[オプション] の順にクリックしてカスタム構成を作成します。
カスタム ストレージ オプション
データ ソースが変更された場合にキャッシュを更新するかどうかを指定できます。許容可能なレベルの動きを許可するには、データ ソース更新後のサイレント状態 (アクティビティがない状態) の最小間隔を指定します。また、データ ソースの変更間隔がサイレント状態の最小間隔に満たない場合、指定期間後にキャッシュを更新する、サイレント状態のオーバーライド間隔を指定することもできます。
更新が行われたときに古いキャッシュを削除するかどうかを指定できます。このオプションを選択した場合、指定した待機時間が経過すると、サーバーはキャッシュを更新する間、リアルタイム リレーショナル OLAP (ROLAP) に切り替わります。このオプションを選択しない場合、サーバーは新しいキャッシュを作成する間、古い多次元 OLAP (MOLAP) キャッシュのクエリを続行します。
古いキャッシュが変更されてから削除されるまでの待機間隔を指定できます。これは、古いキャッシュが削除される前に、ユーザーが引き続きそのキャッシュ内のデータを参照できる時間です。変更が行われた後、この間隔が経過したときにキャッシュがまだ更新または処理中である場合、クエリは ROLAP にリダイレクトされます。
データ ソースが変更されているかどうかにかかわらず、キャッシュされている MOLAP オブジェクトを定期的に更新する場合は、キャッシュの強制更新をスケジュールできます。リアルタイム OLAP の利点は、データベースのサイズと、ソース データの変更頻度によって割り当てられる待機期間によって異なります。ユーザーのクエリは、できるだけ ROLAP でなくキャッシュに送信されるようにしてください。
[設定をディメンションに適用する] チェック ボックスをオンにした場合は、メジャー グループに関連するディメンションに同じストレージ設定が適用されます。ディメンションの値は、最初はパーティション値と同じになります。