作業 3: Directory プロパティの構成値の変更
ここでは、SSISTutorial.dtsConfig ファイルに保存されている構成設定のうち、パッケージ レベル変数 User::varFolderName の Value プロパティを変更します。この変数は、ForEach ループ コンテナの Directory プロパティを更新します。変更後の値は、前の実習で作成した New Sample Data フォルダを参照するようにします。構成設定を変更し、パッケージを実行すると、パッケージ レベル変数によって Directory プロパティが更新されます。この更新では、パッケージにもともと構成されていた Directory 値は使用されず、構成ファイルから生成された値が使用されます。
Directory プロパティの構成設定を変更するには
前の実習でパッケージ構成ウィザードを使用して作成した SSISTutorial.dtsConfig 構成ファイルを探し、メモ帳などのテキスト エディタで開きます。
前の実習で作成した New Sample Data フォルダのパスに合わせて、ConfiguredValue 要素の値を変更します。パスは引用符で囲まないでください。New Sample Data フォルダがドライブのルート レベルにある場合 (例 : C:\)、更新された XML は次の例のようになります。
<?xml version="1.0"?><DTSConfiguration><DTSConfigurationHeading><DTSConfigurationFileInfo GeneratedBy="Domain\UserName" GeneratedFromPackageName="Lesson 3" GeneratedFromPackageID="{99396D72-2F8D-4A37-8362-96346AD53334}" GeneratedDate="11/12/2005 12:46:13 PM"/></DTSConfigurationHeading><Configuration ConfiguredType="Property" Path="\Package.Variables[User::varFolderName].Properties[Value]" ValueType="String"><ConfiguredValue>C:\New Sample Data</ConfiguredValue></Configuration></DTSConfiguration>
ファイルの見出しの情報 (GeneratedBy、GeneratedFromPackageID、および GeneratedDate) はもちろん異なりますが、Configuration 要素に注目してください。変数の Value プロパティである User::varFolderName に、C:\New Sample Data が含まれています。
変更を保存し、テキスト エディタを閉じます。