作業 3: フラット ファイル接続マネージャの変更
この実習では、レッスン 1 で作成、構成したフラット ファイル接続マネージャを変更します。フラット ファイル接続マネージャを作成した当初は、1 つのファイルを静的に読み込むように構成しました。フラット ファイル接続マネージャで繰り返しファイルを読み込むには、接続マネージャの ConnectionString プロパティを修正し、ユーザー定義変数 User::varFileName を使用できるようにする必要があります。この変数に、実行時に読み込むファイルのパスを定義します。
接続マネージャを修正した後、ユーザー定義変数 User::varFileName の値を使用し、接続マネージャの ConnectionString プロパティを作成します。これにより、接続マネージャは複数のフラット ファイルに接続できるようになります。この接続マネージャを実行すると、Foreach ループ コンテナの各反復処理により User::varFileName 変数が非常に速いスピードで更新されます。変数が更新されると、接続マネージャが複数のフラット ファイルに接続され、異なるデータセットを処理するデータ フローのタスクが発生します。
接続文字列用の変数を使用するようにフラット ファイル接続マネージャを構成するには
接続マネージャ ペインで、[Sample Flat File Source Data] を右クリックして [プロパティ] をクリックします。
[プロパティ] ウィンドウの [Expressions] で、空のセルをクリックし、参照ボタン ([...]) をクリックします。
[プロパティ式エディタ] ダイアログ ボックスの [プロパティ] 列に「ConnectionString」と入力するか、ConnectionString プロパティを選択します。
[式] 列の参照ボタン ([...]) をクリックし、[式ビルダ] ダイアログ ボックスを開きます。
[式ビルダ] ダイアログ ボックスで [変数] ノードを展開します。
User::varFileName 変数を [式] ボックスにドラッグします。
[OK] をクリックし、[式ビルダ] ダイアログ ボックスを閉じます。
[OK] をクリックし、[プロパティ式エディタ] ダイアログ ボックスを閉じます。