配信拡張機能のコードのデバッグ
Microsoft .NET Framework には、配信拡張機能コードを分析してエラーを探すのに役立ついくつかのデバッグ ツールが用意されています。最適なデバッグ ツールは、使用する目的によって異なります。この例では Visual Studio 2008 を使用します。
配信拡張機能のコードをデバッグするには
Visual Studio 2008 を起動し、配信拡張機能のプロジェクトを開きます。
プロジェクトをビルドし、配信拡張機能アセンブリとその .pdb ファイルをレポート サーバーとレポート マネージャーに配置します。配置の詳細については、「配信拡張機能の配置」を参照してください。
サブスクリプション ユーザー インターフェイスを記述してレポート マネージャーを拡張した場合は、Visual Studio で配信拡張機能のコードを開いたまま、Internet Explorer を開いてレポート マネージャーに移動します。レポート マネージャーのサブスクリプション ユーザー インターフェイスを配置していない場合は、クライアント アプリケーションを開き、そこから SOAP API を使用して配信拡張機能を呼び出します。
Visual Studio および配信拡張機能のプロジェクトに移動し、コードにブレーク ポイントを設定します。
配信拡張機能プロジェクトのウィンドウをアクティブにしたまま、[デバッグ] メニューの [プロセスにアタッチ] をクリックします。
[プロセスにアタッチ] ダイアログ ボックスが表示されます。
プロセスの一覧から aspnet_wp.exe プロセスを選択します。または、アプリケーションを IIS 6.0 に配置している場合は w3wp.exe を選択します。[アタッチ] をクリックします。
配信拡張機能を使用して新しいサブスクリプションを定義します。通常は、レポート マネージャーまたは SOAP API を使用します。これにより、デバッガーが呼び出され、ブレーク ポイントに対応するコードが実行されます。
F11 キーを使用してコードを実行します。Visual Studio を使用したデバッグの詳細については、Visual Studio のマニュアルを参照してください。