オブジェクト エクスプローラーを使用した要求時評価の実行
ここでは、オブジェクト エクスプローラーを使用して、SQL Server の単一インスタンス上の SQL Server データベース エンジンに対して、ベスト プラクティス ポリシーの要求時評価を実行します。
注 |
---|
単一インスタンス上のポリシーの評価は、登録済みサーバーを通じて行うこともできます。詳細については、「登録済みサーバーを使用した要求時評価の実行」を参照してください。 |
必要条件
この手順は、SQL Server 2008 以降のバージョンの SQL Server Management Studio を実行しているサーバー上で実行する必要があります。
注 |
---|
SQL Server 2005 または SQL Server 2000 を実行しているインスタンスに対してベスト プラクティス ポリシーの要求時評価を実行するには、トピック「登録済みサーバーを使用した要求時評価の実行」の手順を使用する必要があります。 |
オブジェクト エクスプローラーを使用して要求時評価を実行するには
Management Studio を起動し、データベース エンジンに接続します。
オブジェクト エクスプローラーで、[管理]、[ポリシー管理] の順に展開し、[ポリシー] を右クリックして [評価] をクリックします。
注 既定では、ローカル インスタンスがポリシーのソースとして使用されます。ベスト プラクティス ポリシーを以前にインポートしている場合は、作成済みのポリシーがあれば、それと共に一覧表示されます。インポートしたベスト プラクティス ポリシーを選択して、[評価] をクリックします。ベスト プラクティス ポリシーをインポートしていない場合には、この手順を続行します。
[ポリシーの評価] ダイアログ ボックスで、[ソース] ボックスの横にある参照ボタン ([...]) をクリックします。
[ソースの選択] ダイアログ ボックスで、評価するポリシー ファイルのソースとして [ファイル] または [サーバー] のいずれかを選択できます。[サーバー] をクリックすると、ベスト プラクティス ポリシーの要求時評価を実行できます。これらのポリシーは、ローカル サーバーまたはリモート サーバー上のポリシー ベースの管理に以前にインポートされたものです。このチュートリアルでは、[ファイル] をクリックし、評価するポリシー ファイルを個別に選択します。その場合は、次の手順を実行します。
[ファイル] をクリックします。
[ファイル] の横にある参照ボタン ([...]) をクリックします。
[検索対象] ボックスの一覧で、ベスト プラクティス ポリシーを格納している次のフォルダーを参照します。
C:\Program Files\Microsoft SQL Server\100\Tools\Policies\DatabaseEngine\1033
注 ファイル パスは、SQL Server プログラム ファイルのインストール先と言語識別子によって異なることがあります。
評価する .xml ポリシー ファイルを 1 つ以上選択して、[開く] をクリックします。
選択されたファイルの一覧が、[ファイル] ボックスに表示されます。
[ソースの選択] ダイアログ ボックスで [OK] をクリックします。
[ポリシーを読み込んでいます] ダイアログ ボックスが表示されたら、[閉じる] をクリックします。
選択したポリシーは、[ポリシーの選択] ページに一覧表示されます。ポリシーの横に警告アイコンが表示された場合、そのポリシーにスクリプトが含まれていることを示します。
[評価] をクリックして、ポリシーを評価します。
[結果] テーブルに各ポリシーの結果が一覧表示されます。赤い "x" アイコンは、ポリシーに準拠していないことを示しています。
一部のポリシー エラーでは、ポリシー ベースの管理機能によってポリシーへの準拠を対象に直ちに適用できます。このようなエラーの場合、エラーが発生したポリシーの横にチェック ボックスが表示されます。チェック ボックスをオンにすると、[適用] ボタンが有効になります。[適用] をクリックすると、対象インスタンス上で準拠していない設定が自動的に更新されます。
注意 ポリシー設定を十分に理解してから、対象インスタンスを自動更新してください。チェック ボックスを 1 つ以上オンにした後に、[スクリプト] をクリックして出力先を選択することをお勧めします。これにより、基になる Transact-SQL コードを確認してから、変更内容を適用できます。
ポリシーに関する詳細な結果を確認するには、[結果] テーブルでポリシーをクリックします。