syscollector_config_store (Transact-SQL)
コレクション セットのインスタンスではなく、データ コレクター全体に適用されたプロパティを返します。このビューの各行は、管理データ ウェアハウスの名前や、管理データ ウェアハウスが置かれているインスタンスの名前など、データ コレクターの特定のプロパティを表します。
列名 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|
parameter_name |
nvarchar(128) |
プロパティの名前。NULL 値は許可されません。 |
parameter_value |
sql_variant |
プロパティの実際の値。NULL 値は許可されます。 |
権限
ビューの SELECT 権限、または dc_operator、dc_proxy、dc_admin のいずれかの固定データベース ロールのメンバーシップが必要です。
説明
このビューで確認できるプロパティはあらかじめ決まっており、実際の値は適切なストアド プロシージャを使ってのみ変更できます。次の表で、このビューを介して公開されるプロパティについて説明します。
プロパティ名 |
説明 |
---|---|
CacheDirectory |
コレクター型のパッケージが一時的な情報を格納するファイル システム内のディレクトリの名前です。 NULL = SQL Server の既定の一時ディレクトリを使用します。 |
CacheWindow |
データのアップロード時にエラーが発生した場合に使用される、キャッシュ ディレクトリのデータの保有ポリシーを示します。 -1 = アップロード エラーが発生した場合は常にデータを保持します。 0 = アップロード エラーが発生した場合にデータを保持しません。 n = アップロード エラーが発生した場合に n 回分のデータを保持します。ここで、n >= 1 です。 この値を変更するには、sp_syscollector_set_cache_window ストアド プロシージャを使用します。 |
CollectorEnabled |
データ コレクターの状態を示します。 0 = 無効 1 = 有効 この値を変更するには、sp_syscollector_enable_collector ストアド プロシージャまたは sp_syscollector_disable_collector ストアド プロシージャを使用します。 |
MDWDatabase |
管理データ ウェアハウスの名前です。この値を変更するには、sp_syscollector_set_warehouse_database_name ストアド プロシージャを使用します。 |
MDWInstance |
管理データ ウェアハウスが存在する SQL Server のインスタンスの名前です。この値を変更するには、sp_syscollector_set_warehouse_instance_name ストアド プロシージャを使用します。 |
使用例
次の例では、syscollector_config_store ビューのクエリを実行します。
SELECT parameter_name, parameter_value
FROM msdb.dbo.syscollector_config_store;
関連項目