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レポートのデザインと実装 (SSRS)

Reporting Services には、レポートをデザインするためのツールとして、Business Intelligence Development Studio のレポート デザイナー、レポート ビルダー 1.0、およびレポート ビルダー 3.0 が用意されており、レポート モデルをデザインするためのツールとしてモデル デザイナーが用意されています。

レポート デザイナーは、完全な機能を備えた Reporting Services レポートを作成するためのグラフィカル インターフェイスです。さまざまな種類のデータ ソースにアクセスして、高度にカスタマイズされたレポートを作成できます。レポートが完成したら、Reporting Services のすべてのレポート管理機能にアクセスできるようになります。レポート デザイナーを使用するには、データ ソースに接続してクエリを実行する方法を理解しておく必要があります。ただし、レポート定義言語 (RDL) に関する知識は必要ありません。

レポート ビルダー 3.0 は、ビジネス ユーザーが使い慣れた Microsoft Office 環境で作業できるように Office 向けに最適化された直感的なレポート作成環境です。Reporting Services の高度なレポート機能もサポートされています。レポート ビルダー 3.0 の使用方法の詳細については、msdn.microsoft.com の「レポート ビルダー 3.0 の概要」を参照してください。

レポート ビルダー 3.0 を使用すると、データの操作、レイアウトの定義、レポートのプレビューのほか、レポート サーバーまたは SharePoint サイトに対するレポートのパブリッシュなどを行うことができます。このアプリケーションには、クエリ ビルダーや式エディターのほか、テーブル、グラフ、およびマップを作成するためのウィザードが付属しています。

レポート ビルダー 1.0 は、アドホック レポートを構築するためのクライアント側アプリケーションです。レポート ビルダー 1.0 は 2005 年に最初にリリースされましたが、現在のリリースでも引き続き使用できます。レポート ビルダー 1.0 の使用方法の詳細については、msdn.microsoft.com の「レポート ビルダー 1.0 を使用したレポートのデザインと実装」を参照してください。レポート ビルダー 1.0 を使用するには、データ ソースのレポート モデルをデザインし、Business Intelligence Development Studio のレポート モデル プロジェクトを使用してそのレポート モデルをパブリッシュする必要があります。その後、レポート ビルダー 1.0 で、そのレポート モデルにデータ ソースとして接続できます。わかりやすいインターフェイスを使用して、データ フィールドをレポート テンプレートにドラッグし、その後でデータのグループ化、並べ替え、書式設定、および小計の計算を行うことができます。レポート モデルのデータをクリックスルーすると、自動生成されたレポートを表示できます。

開発者ガイド (Reporting Services) レポートは、プログラムを使用して作成することもできます。詳細については、「開発者ガイド (Reporting Services)」を参照してください。

モデル デザイナーは、SQL Server または Oracle データベースに基づいてモデルをデザインするための柔軟なツールです。モデル デザイナーを使用すると、適用するルールをモデル生成処理中に選択したり、モデルとその基になっているデータ ソース ビューを変更することができます。モデルは、レポート デザイナーやレポート ビルダーなどの他のレポート作成ツールでもデータ ソースとして使用できます。

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