sys.dm_os_sys_memory (Transact-SQL)
オペレーティング システムからメモリ情報を返します。
SQL Server は、オペレーティング システム レベルでの外部メモリ状況や、基になるハードウェアの物理的な制限による影響を受けます。システム全体の状態を調査することは、SQL Server のメモリ使用量を評価する上で重要な要素です。
列名 |
データ型 |
説明 |
---|---|---|
total_physical_memory_kb |
bigint |
オペレーティング システムが利用できる物理メモリの合計サイズ (KB 単位)。 |
available_physical_memory_kb |
bigint |
使用できる物理メモリのサイズ (KB 単位)。 |
total_page_file_kb |
bigint |
オペレーティング システムによって報告されたコミット制限のサイズ (KB 単位)。 |
available_page_file_kb |
bigint |
未使用のページ ファイルの合計サイズ (KB 単位)。 |
system_cache_kb |
bigint |
システム キャッシュ メモリの合計サイズ (KB 単位)。 |
kernel_paged_pool_kb |
bigint |
ページ カーネル プールの合計サイズ (KB 単位)。 |
kernel_nonpaged_pool_kb |
bigint |
非ページ カーネル プールの合計サイズ (KB 単位)。 |
system_high_memory_signal_state |
bit |
システムの高メモリ リソース通知の状態。この値が 1 の場合、Windows によって高メモリ シグナルが設定されていることを意味します。詳細については、MSDN ライブラリの「CreateMemoryResourceNotification」を参照してください。 |
system_low_memory_signal_state |
bit |
システムの低メモリ リソース通知の状態。この値が 1 の場合、Windows によって低メモリ シグナルが設定されていることを意味します。詳細については、MSDN ライブラリの「CreateMemoryResourceNotification」を参照してください。 |
system_memory_state_desc |
nvarchar(256) |
メモリの状態の説明。
条件値
system_high_memory_signal_state = 1 、 system_low_memory_signal_state = 0使用可能な物理メモリが十分に存在します。
system_high_memory_signal_state = 0 、 system_low_memory_signal_state = 1使用可能な物理メモリが不足しています。
system_high_memory_signal_state = 0 、 system_low_memory_signal_state = 0物理メモリの使用量が安定しています。
system_high_memory_signal_state = 1 、 system_low_memory_signal_state = 1物理メモリの状態が遷移しています。 高シグナルと低シグナルが同時にオンになることはありません。ただし、オペレーティング システム レベルでの急激な変化によって、ユーザー モードのアプリケーションから両方の値がオンに見えることはあります。両方のシグナルがオンのように見えるとき、その状態は遷移中の状態と解釈されます。
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権限
サーバー上で VIEW SERVER STATE 権限が必要です。