監視 (Analysis Services - 多次元データ)
SQL Server Profiler またはパフォーマンス (PerfMon とも呼ばれるアプリケーション) を使用して、Microsoft SQL Server Analysis Services のパフォーマンスを監視できます。SQL Server Profiler には、処理時およびクエリ解決時に動作しているサーバーのウィンドウが表示されます。パフォーマンスでは、特定のカウンタでインデックスを付けた製品の状態が表示されます。これについては、次のセクションで説明します。
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監視の詳細については、「プロジェクト REAL の監視と編成」、および「SQL Server 2005 Analysis Services パフォーマンス ガイド」の「サーバー リソースのチューニング」を参照してください。 |
パフォーマンス
パフォーマンスは、リソース使用量を追跡する Microsoft 管理コンソール (MMC) スナップインです。この MMC スナップインを起動するには、コマンド プロンプトで「PerfMon」と入力します。または、コントロール パネルで [管理ツール] をクリックして、[パフォーマンス] をクリックします。パフォーマンスを使用すると、定義済みのオブジェクトやカウンタを使用してサーバーおよびプロセスのパフォーマンスと利用状況を監視でき、ユーザー定義のカウンタを使用するとイベントを監視できます。パフォーマンス (Microsoft Windows NT 4.0 ではパフォーマンス モニタ) では、イベントに関するデータではなく、メモリの使用量、アクティブなトランザクションの数、CPU の利用状況など、イベントに関する数が収集されます。また、特定のカウンタにしきい値を設定して、オペレータに通知する警告を生成できます。
パフォーマンスは、Windows Server 2003、Windows XP、Windows 2000、または Windows NT で動作します。パフォーマンスでは、これらのオペレーティング システムで実行される Analysis Services または SQL Server のインスタンスをリモートまたはローカルに監視できます。
SQL Server Analysis Services で使用できるカウンタの説明をパフォーマンスに表示するには、[カウンタの追加] ダイアログ ボックスを開き、パフォーマンス オブジェクトを選択して [説明] をクリックします。最も重要なカウンタは、CPU の使用率、メモリの使用量、ディスクの入出力レートです。最初はこれらの重要なカウンタを使用することから始めて、監視によってその他のものが改善される見込みが立った場合に、より詳細なカウンタの利用に移ることをお勧めします。パフォーマンスの使用方法の詳細については、Windows のマニュアルを参照してください。
SQL Server Profiler
SQL Server Profiler では、バッチまたはトランザクションの開始などのエンジン プロセス イベントが追跡され、そのようなイベントに関するデータがキャプチャされて、サーバーおよびデータベースの利用状況 (ユーザー クエリ、ログインの利用状況など) を監視できます。SQL Server Profiler のデータを SQL Server テーブルまたはファイルにキャプチャして、後で分析できます。また、Analysis Services の同じインスタンスまたは別のインスタンスでキャプチャしたイベントを再生して、何が起こったかを正確に確認することもできます。イベントはリアルタイムまたはステップごとに再生できます。また、同じコンピュータ上のパフォーマンス カウンタと共にトレース イベントを実行すると非常に役立ちます。このプロファイラでは、これらの 2 つを時間に基づいて関連付けることができます。また、1 つの時間軸で同時に表示できます。パフォーマンス カウンタは集計を表示しますが、トレース イベントではより詳細なデータが得られます。トレースの作成および実行方法の詳細については、「再生用のトレースの作成」を参照してください。
このセクションの内容
次のトピックでは、Analysis Services の監視に関するさまざまな点について説明します。
- SQL Server Profiler を使用した Analysis Services の監視
サービスの利用状況を監視し、セッションの前にプレイバックを行うために、データベース管理者によってトレース イベントが使用される方法を示します。また、プログラムによる実装に関連するイベント クラスのサブトピックも含まれています。