マルチサーバー環境に適した SQL Server エージェント サービス アカウントの選択
新規 : 2006 年 4 月 14 日
SQL Server エージェント サービスに対して選択する Windows アカウントによって、マルチサーバー環境の動作に次のような影響が生じることがあります。
- ローカルの Windows Administrators グループのメンバではないアカウントで SQL Server エージェント サービスを実行する場合、マスタ サーバーへの対象サーバーの参加は、失敗する可能性があります。その場合は、次のエラー メッセージが返されます。
"参加操作に失敗しました"
この問題を解決するには、SQL Server サービスおよび SQL Server エージェント サービスを再起動します。 - SQL Server エージェント サービスがローカル システム アカウントで実行されるとき、マスタ サーバーと対象サーバー間の操作は、同じコンピュータにマスタ サーバーと対象サーバーの両方が存在する場合にのみサポートされます。この構成を使用している場合に、対象サーバーをマスタ サーバーに参加させると、次のメッセージが返されます。
"<target_server_computer_name> のエージェント開始アカウントに対象サーバーとしてのログオン権限があることを確認します"
情報提供を目的としたこのメッセージは無視できます。参加操作は、正常に完了します。
SQL Server エージェント サービスに対するアカウントの選択の詳細については、「SQL Server エージェント サービスのアカウントの選択」を参照してください。
参照
概念
SQL Server エージェントでサポートされるサービス アカウントの種類