Transact-SQL ステートメントの作成チュートリアル
新規 : 2006 年 4 月 14 日
Transact-SQL ステートメントの作成チュートリアルへようこそ。このチュートリアルは、SQL ステートメントを初めて作成するユーザーを対象としています。ここでは初心者のユーザーを対象に、テーブルを作成し、データを挿入するための基本的なステートメントを紹介します。このチュートリアルでは、Microsoft 製品に実装されている SQL 規格の Transact-SQL を使用します。このチュートリアルは、Transact-SQL 言語を簡単に紹介することを目的としています。Transact-SQL クラスの代わりとなるものではありません。このチュートリアルで使用するステートメントは意図的に簡潔化されており、通常の実稼働データベースに見られる複雑性を表すものではありません。
メモ : |
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データベースの初心者ユーザーは、Transact-SQL ステートメントを作成する代わりに、SQL Server Management Studio を使用して SQL Server を操作した方が通常は簡単です。 |
詳細情報
特定のステートメントの詳細については、SQL Server 2005 Books Online で名前を指定してステートメントを検索するか、[コンテンツ] を使用して、Transact-SQL リファレンス (Transact-SQL) の下にアルファベット順に列挙されている 1,800 の言語要素を参照してください。情報を検索する別の方法に、興味のある内容に関連するキー ワードを検索する方法があります。たとえば、日付の一部 (月など) を返す方法を求めるには、日付 [SQL Server] のインデックスを検索し、日付要素 を選択します。これによって、「DATEPART (Transact-SQL)」のトピックにアクセスできます。別の例として、文字列の操作方法を求めるには、文字列関数を検索します。これによって、「文字列関数 (Transact-SQL)」のトピックにアクセスできます。
学習する内容
このチュートリアルでは、データベースの作成、データベースのテーブルの作成、テーブルへのデータの挿入、データの更新、読み取り、削除、およびテーブルの削除の方法を示します。ユーザーは、ビューやストアド プロシージャを作成し、データベースとデータのユーザーを構成します。
このチュートリアルは、次の 3 つのレッスンで構成されています。
- レッスン 1: データベース オブジェクトの作成
このレッスンでは、データベースを作成し、データベースにテーブルを作成し、データをテーブルに挿入します。さらに、データを更新し、読み取ります。
- レッスン 2: データベース オブジェクトに対する権限の構成
このレッスンでは、ログインとユーザーを作成します。また、ビューとストアド プロシージャも作成し、ストアド プロシージャにユーザー権限を与えます。
- レッスン 3: データベース オブジェクトの削除
このレッスンでは、データへのアクセス権を削除し、データをテーブルから削除し、テーブル、次にデータベースを削除します。
要件
このチュートリアルを完了するにあたって SQL 言語に関する知識は必要ありませんが、テーブルなどの基本的なデータベース概念は理解している必要があります。このチュートリアルでは、データベースと Windows ユーザーを作成します。これらのタスクには高レベルのアクセス許可が必要なので、コンピュータには管理者としてログインしてください。
システムには次のコンポーネントがインストールされている必要があります。
- 任意のエディションの SQL Server 2005
- SQL Server Management Studio または Management Studio Express
- Internet Explorer 6 以降
メモ : |
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チュートリアルを行うときは、ドキュメント ビューアのツール バーに [次のトピック] ボタンと [前のトピック] ボタンを追加することをお勧めします。詳細については、「ヘルプへの [次のトピック] ボタンと [前のトピック] ボタンの追加」を参照してください。 |
参照
概念
データベース エンジンの概要
SQL Server Management Studio のチュートリアル