Web 同期が許可されるようにパブリケーションを構成する方法 (SQL Server Management Studio)
新規 : 2005 年 12 月 5 日
このトピックでは、マージ レプリケーション用に Web 同期を構成する最初の手順を説明します。構成プロセスの概要については、「マージ レプリケーションの Web 同期を構成する方法 (SQL Server Management Studio)」を参照してください。このトピックの手順を完了したら、続いて Microsoft インターネット インフォメーション サービス (IIS) を構成する 2 番目の手順を実行してください。この手順は、「Web 同期用に IIS を構成する方法」で説明しています。
Web 同期を許可するようにマージ パブリケーションを構成するには、次の手順に従って、パブリケーションの新規作成ウィザードと [パブリケーションのプロパティ - <Publication>] ダイアログ ボックスを使用します。
Web 同期が許可されるようにマージ パブリケーションを構成するには
パブリケーションの新規作成ウィザードの [パブリケーションの種類] ページで、[マージ パブリケーション] を選択します。このウィザードの使用方法については、「パブリケーションを作成してアーティクルを定義する方法 (SQL Server Management Studio)」を参照してください。
アーティクルを選択し、その他のオプションを設定して、ウィザードを完了します。[スナップショット エージェント] ページでは、既定値をそのまま使用することをお勧めします。これにより、サブスクリプションを構成すると確実にスナップショットを利用できるようになります。
パブリケーションの新規作成ウィザードを完了してから、パブリケーションの次の Web 同期オプションを有効にします。
- [パブリケーションのプロパティ - <Publication>] ダイアログ ボックスの [FTP スナップショットとインターネット] ページで、[Web サーバーへの接続による同期をサブスクライバに許可する] を選択します。このダイアログ ボックスへのアクセスの詳細については、「パブリケーションとアーティクルのプロパティを表示および変更する方法 (SQL Server Management Studio)」を参照してください。
- [サブスクライバが接続する Web サーバーのアドレス] ボックスに IIS のアドレスを入力します。https://server.domain.com/directory/replisapi.dll などの Web サーバーのアドレスでは、replisapi.dll の場所を指定します。HTTPS の既定のポート (443) 以外のポートを使用するようにサーバーが構成されている場合は、https://server.domain.com:PortNumber/directory/replisapi.dll のように、ポートも指定する必要があります。
重要 : URL の中のサーバーの名前は、IIS の SSL (Secure Sockets Layer) 証明書を作成するときに使用した名前と同じにする必要があります。たとえば、イントラネットでは https://server/ で Web サーバーにアクセスできる場合もありますが、証明書を作成するときに https://server.domain.com/ などの完全修飾名を使用した場合は、https://server.domain.com/directory/replisapi.dll のように、URL でもその名前を使用する必要があります。SSL 証明書の詳細については、「Web 同期用に IIS を構成する方法」を参照してください。
[OK] をクリックします。
参照
処理手順
パブリケーションとアーティクルのプロパティを表示および変更する方法 (SQL Server Management Studio)
概念
マージ レプリケーションの Web 同期を構成する方法 (SQL Server Management Studio)
マージ レプリケーションの Web 同期