Database Mirroring State Change イベント クラス
Database Mirroring State Change イベント クラスは、ミラー化されたデータベースの状態が変更された時点を示します。このイベント クラスは、ミラー化されたデータベースの状態を監視するトレースに含めます。
Database Mirroring State Change イベント クラスをトレースに含めても、相対的なオーバーヘッドは低くなります。ミラー化されたデータベースの状態が増加すると、オーバーヘッドがより大きくなることがあります。
Data Database Mirroring State Change イベント クラスのデータ列
データ列名 | データ型 | 説明 | 列 ID | フィルタの適用 |
---|---|---|---|---|
DatabaseID |
int |
USE database ステートメントで指定されたデータベースの ID。特定のインスタンスについて USE database ステートメントが実行されていない場合は、既定のデータベースの ID となります。SQL Server Profiler では、ServerName データ列がトレースにキャプチャされ、そのサーバーが利用可能な場合、データベースの名前が表示されます。データベースに対応する値は、DB_ID 関数を使用して特定します。 |
3 |
可 |
DatabaseName |
nvarchar |
ミラー化されたデータベースの名前。 |
35 |
可 |
EventClass |
int |
イベントの種類 = 167。 |
27 |
不可 |
EventSequence |
int |
バッチ内のイベント クラスのシーケンス。 |
51 |
不可 |
IntegerData |
int |
優先状態 ID。 |
25 |
可 |
IsSystem |
int |
イベントがシステム プロセスで発生したか、ユーザー プロセスで発生したかを示します。1 = システム、0 = ユーザーです。 |
60 |
可 |
LoginSid |
image |
ログイン ユーザーのセキュリティ ID 番号 (SID)。この情報は、master データベースの syslogins テーブルにあります。各 SID はサーバー上の各ログインに固有です。 |
41 |
可 |
RequestID |
int |
ステートメントが含まれている要求の ID。 |
49 |
可 |
ServerName |
nvarchar |
トレースしている Microsoft SQL Server インスタンスの名前。 |
26 |
不可 |
SessionLoginName |
nvarchar |
セッションを開始したユーザーのログイン名。たとえば、Login1 を使用して SQL Server に接続し、Login2 でステートメントを実行すると、SessionLoginName には Login1 が表示され、LoginName には Login2 が表示されます。この列には、SQL Server ログインと Windows ログインの両方が表示されます。 |
64 |
可 |
SPID |
int |
イベントが発生したセッションの ID。 |
12 |
可 |
StartTime |
datetime |
イベントの開始時刻 (取得できた場合)。 |
14 |
可 |
State |
int |
新しいミラーリング状態 ID。 0 = NULL 通知 1 = ミラーリング監視サーバー付きの同期されたプリンシパル 2 = ミラーリング監視サーバーなしの同期されたプリンシパル 3 = ミラーリング監視サーバー付きの同期されたミラー 4 = ミラーリング監視サーバーなしの同期されたミラー 5 = プリンシパルとの接続の喪失 6 = ミラーとの接続の喪失 7 = 手動フェールオーバー 8 = 自動フェールオーバー 9 = ミラーリングの中断 10 = クォーラムなし 11 = ミラーの同期中 12 = プリンシパルの不安定状態での実行中 |
30 |
可 |
TextData |
ntext |
状態変化の説明。 |
1 |
可 |
TransactionID |
bigint |
トランザクションにシステムが割り当てた ID。 |
4 |
可 |
参照
その他の技術情報
イベントの監視
sp_trace_setevent (Transact-SQL)