Transact-SQL ステートメントによる監視
Microsoft SQL Server には、SQL Server のインスタンスのアドホック監視を可能にする複数の Transact-SQL ステートメントとシステム ストアド プロシージャが用意されています。サーバーのパフォーマンスと利用状況に関する特定の情報を瞬時に把握したいときに、これらのステートメントを使用します。
たとえば、Transact-SQL ステートメントとシステム ストアド プロシージャを使用して、使用しているサーバーに関する次の種類の情報を表示できます。
- 現在のロック。
- 現在のユーザーの利用状況。
- ユーザーが最後に送信したコマンド バッチ。
- テーブルまたはデータベースで使用されているデータ領域。
- トランザクション ログで使用されている領域。
- レプリケートされたトランザクションを含む、データベース内の最も古いアクティブなトランザクション。
- I/O、メモリ、およびネットワーク スループットに関係するパフォーマンス情報。
- プロシージャ キャッシュの使用率。
- CPU で SQL Server の操作が実行された時間、または SQL Server で I/O 操作の実行に費やされた時間など SQL Server の利用状況と使用率に関する全般的な統計。
上記の情報のほとんどは、SQL Server Management Studio、SQL Server 管理オブジェクト (SMO)、またはシステム モニタ (Microsoft Windows NT 4.0 のパフォーマンス モニタ) を使用して監視することもできます。
参照
処理手順
システム モニタを起動する方法 (Windows)
パフォーマンス モニタを起動する方法 (Windows NT)
その他の技術情報
Transact-SQL リファレンス (Transact-SQL)
SQL Server Management Studio の概要
SQL Server 管理オブジェクト (SMO)