sp_changesubscriber_schedule (Transact-SQL)
サブスクライバのディストリビューション エージェントまたはマージ エージェントのスケジュールを変更します。このストアド プロシージャは、任意のデータベース上のパブリッシャ側で実行されます。
構文
sp_changesubscriber_schedule [ @subscriber = ] 'subscriber', [ @agent_type = ] type
[ , [ @frequency_type = ] frequency_type ]
[ , [ @frequency_interval = ] frequency_interval ]
[ , [ @frequency_relative_interval = ] frequency_relative_interval ]
[ , [ @frequency_recurrence_factor = ] frequency_recurrence_factor ]
[ , [ @frequency_subday = ] frequency_subday ]
[ , [ @frequency_subday_interval = ] frequency_subday_interval ]
[ , [ @active_start_time_of_day = ] active_start_time_of_day ]
[ , [ @active_end_time_of_day = ] active_end_time_of_day ]
[ , [ @active_start_date = ] active_start_date ]
[ , [ @active_end_date = ] active_end_date ]
[ , [ @publisher = ] 'publisher' ]
引数
- [ @subscriber=] 'subscriber'
サブスクライバの名前を指定します。subscriber のデータ型は sysname です。サブスクライバの名前は、データベース内で一意であること、既存の名前でないこと、NULL でないことが必要です。
- [ @agent_type=] type
エージェントの種類を指定します。type のデータ型は smallint で、既定値は 0 です。0 はディストリビューション エージェントを示します。1 はマージ エージェントを示します。
- [ @frequency_type=] frequency_type
ディストリビューション タスクをスケジュールに組み込む頻度を指定します。frequency_type のデータ型は int で、既定値は 64 です。スケジュール列は 10 列あります。
- [ @frequency_interval=] frequency_interval
frequency_type で設定した頻度に適用される値を指定します。frequency_interval のデータ型は int で、既定値は 1 です。
- [ @frequency_relative_interval=] frequency_relative_interval
ディストリビューション タスクの日付を指定します。frequency_relative_interval のデータ型は int で、既定値は 1 です。
- [ @frequency_recurrence_factor=] frequency_recurrence_factor
frequency_type で使用される定期実行係数を指定します。frequency_recurrence_factor のデータ型は int で、既定値は 0 です。
- [ @frequency_subday=] frequency_subday
定義した期間にスケジュールを組み直す頻度を分単位で指定します。frequency_subday のデータ型は int で、既定値は 4 です。
- [ @frequency_subday_interval=] frequency_subday_interval
frequency_subday の間隔を指定します。frequency_subday_interval のデータ型は int で、既定値は 5 です。
- [ @active_start_time_of_day=] active_start_time_of_day
ディストリビューション タスクを最初にスケジュール設定する時刻を指定します。active_start_time_of_day のデータ型は int で、既定値は 0 です。
- [ @active_end_time_of_day=] active_end_time_of_day
ディストリビューション タスクのスケジュール設定を停止する時刻を指定します。active_end_time_of_day のデータ型は int で、既定値は 235959 です。これは 24 時間制の午後 11 時 59 分 59 秒を表します。
- [ @active_start_date=] active_start_date
ディストリビューション タスクを最初にスケジュール設定する日付を YYYYMMDD 形式で指定します。active_start_date のデータ型は int で、既定値は 0 です。
- [ @active_end_date=] active_end_date
ディストリビューション タスクのスケジュール設定を停止する日付を YYYYMMDD 形式で指定します。active_end_date のデータ型は int で、既定値は 99991231 です。これは 9999 年 12 月 31 日を示します。
[ @publisher= ] 'publisher'
Microsoft SQL Server 以外のパブリッシャを指定します。publisher のデータ型は sysname で、既定値は NULL です。注 SQL Server パブリッシャでアーティクルのプロパティを変更する場合は、publisher は使用しないでください。
解説
sp_changesubscriber_schedule は、すべての種類のレプリケーションで使用できます。
権限
sp_changesubscriber_schedule を実行できるのは、sysadmin 固定サーバー ロールのメンバだけです。
戻り値
0 (成功) または 1 (失敗)
参照
関連項目
sp_addsubscriber_schedule (Transact-SQL)
システム ストアド プロシージャ (Transact-SQL)