DROP FUNCTION (Transact-SQL)
1 つ以上のユーザー定義関数を現在のデータベースから削除します。ユーザー定義関数は CREATE FUNCTION を使って作成し、ALTER FUNCTION を使って変更します。
構文
DROP FUNCTION { [ schema_name. ] function_name } [ ,...n ]
引数
- schema_name
ユーザー定義関数が属するスキーマの名前を指定します。
- function_name
削除するユーザー定義関数の名前を指定します。スキーマ名の指定は省略可能です。サーバー名とデータベース名は指定できません。
解説
データベース内に、この関数を参照し SCHEMABINDING を使って作成された Transact-SQL 関数またはビューがある場合、または、この関数を参照する計算列、CHECK 制約、DEFAULT 制約がある場合、DROP FUNCTION は失敗します。
この関数を参照し、インデックスが作成された計算列がある場合、DROP FUNCTION は失敗します。
権限
DROP FUNCTION を実行するには、少なくとも、関数が属するスキーマに対する ALTER 権限、または関数に対する CONTROL 権限が必要です。
例
A. 関数を削除する
次の例では、AdventureWorks
サンプル データベースの Sales
スキーマから、fn
_SalesByStore
ユーザー定義関数を削除します。この関数を作成するには、CREATE FUNCTION (Transact-SQL) の例 B を参照してください。
USE AdventureWorks;
GO
IF OBJECT_ID (N'Sales.fn_SalesByStore', N'IF') IS NOT NULL
DROP FUNCTION Sales.fn_SalesByStore;
GO
参照
関連項目
ALTER FUNCTION (Transact-SQL)
CREATE FUNCTION (Transact-SQL)
OBJECT_ID (Transact-SQL)
EVENTDATA (Transact-SQL)
sys.sql_modules (Transact-SQL)
sys.parameters (Transact-SQL)