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CmdExec ジョブ ステップを作成する方法 (SQL Server Management Studio)

このトピックでは、実行可能なプログラムまたはオペレーティング システム コマンドを使用する Microsoft SQL Server エージェント ジョブ ステップを作成および定義する方法について説明します。

ms190264.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
既定では、sysadmin 固定サーバー ロールのメンバだけが CmdExec ジョブ ステップを作成できます。これらのジョブ ステップは、sysadmin ユーザーがプロキシ アカウントを作成しない限り、SQL Server エージェント サービス アカウントのコンテキストで実行されます。sysadmin ロールのメンバではないユーザーでも、CmdExec プロキシ アカウントにアクセスできる場合は CmdExec ジョブ ステップを作成できます。

CmdExec ジョブ ステップを作成するには

  1. オブジェクト エクスプローラで、SQL Server データベース エンジン のインスタンスに接続し、そのインスタンスを展開します。

  2. [SQL Server エージェント] を展開し、新しいジョブを作成するか、既存のジョブを右クリックして [プロパティ] をクリックします。

    ジョブの作成に関する詳細については、「ジョブの作成」を参照してください。

  3. [ジョブのプロパティ] ダイアログで [ステップ] ページをクリックし、[新規作成] をクリックします。

  4. [新しいジョブ ステップ] ダイアログの [ステップ名] ボックスにジョブ ステップ名を入力します。

  5. [種類] ボックスの一覧の [オペレーティング システム (CmdExec)] をクリックします。

  6. [実行するアカウント名] ボックスの一覧で、ジョブで使用する資格情報を備えたプロキシ アカウントをクリックします。既定では、CmdExec ジョブ ステップは SQL Server エージェント サービス アカウントのコンテキストで実行されます。

  7. [コマンド成功時のプロセス終了コード] ボックスに、0 ~ 999999 の値を入力します。

  8. [コマンド] ボックスに、オペレーティング システム コマンドまたは実行可能プログラムを入力します。

  9. [詳細設定] ページをクリックして、ジョブが成功または失敗した場合の操作、SQL Server エージェントによるジョブ ステップ実行の試行回数、SQL Server エージェントでジョブ ステップの出力を書き込むファイルなど、ジョブ ステップのオプションを設定します。sysadmin 固定サーバー ロールのメンバだけが、オペレーティング システム ファイルにジョブ ステップの出力を書き込むことができます。

参照

概念

SQL Server エージェント サブシステム

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手