次の方法で共有


UDX プラン表示操作

拡張操作 (UDX) には、SQL Server の数ある操作のうちの XQuery 操作と XPath 操作が実装されています。すべての UDX 操作には、論理操作と物理操作の両方があります。

拡張操作 (UDX) FOR XML は、単一出力行の単一 BLOB 列に XML 表記で入力するリレーショナル行セットをシリアル化するのに使用します。この操作は、順序を区別する XML 集計操作です。

拡張操作 (UDX) XML SERIALIZER は、順序を区別する XML 集計操作です。この操作は、XML ドキュメントの順序で XML ノードまたは XQuery スカラを表す行を入力し、単一出力行の単一 XML 列にシリアル化した XML BLOB を生成します。

拡張操作 (UDX) XML FRAGMENT SERIALIZER は、XQuery の挿入データの変更拡張に挿入される XML フラグメントを表す入力行の処理に使用する XML SERIALIZER の特殊な形式の操作です。

拡張操作 (UDX) XQUERY STRING は、XML ノードを表す入力行の XQuery 文字列値を評価します。これは順序を区別する文字列集計操作です。この操作では、入力の文字列値を含む XQuery スカラを表す列を持つ 1 行が出力されます。

拡張操作 (UDX) XQUERY LIST DECOMPOSER は、XQuery のリスト分解操作です。入力が XSD リストで想定されている型の場合、この操作では、XML ノードを表す入力行ごとに、リスト要素の値を含む XQuery スカラを表す 1 行以上の行が生成されます。

拡張操作 (UDX) XQUERY DATA は、XML ノードを表す入力の XQuery の fn:data() 関数を評価します。これは順序を区別する文字列集計操作です。この操作では、fn:data() 関数の結果を含む XQuery スカラを表す列を持つ 1 行が出力されます。

拡張操作 XQUERY CONTAINS は、XML ノードを表す入力の XQuery の fn:contains() 関数を評価します。これは順序を区別する文字列集計操作です。この操作では、fn:contains() 関数の結果を含む XQuery スカラを表す列を持つ 1 行が出力されます。

拡張操作 UPDATE XML NODE は、XML 型の modify() メソッドで XQuery の置換データの変更拡張の XML ノードを更新します。

拡張操作 (UDX) のアイコングラフィカルな実行プランのアイコン

参照

処理手順

実際の実行プランを表示する方法

関連項目

XML データ型に対する XQuery 関数

概念

論理操作と物理操作のリファレンス
プラン表示 SET オプションを使用した実行プランの表示 (Transact-SQL)
XQuery の基礎

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手