sp_helptrigger (Transact-SQL)
現在のデータベースにある指定のテーブルに定義されている DML トリガの型を返します。sp_helptrigger は DDL トリガでは使用できません。代わりに sys.triggers (Transact-SQL) カタログ ビューにクエリを実行してください。
重要 : |
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この機能は以前のバージョンの SQL Server から変更されました。詳細については、「SQL Server 2005 におけるデータベース エンジン機能の重大な変更」を参照してください。 |
構文
sp_helptrigger [ @tabname = ] 'table'
[ , [ @triggertype = ] 'type' ]
引数
[ @tabname= ] 'table'
トリガ情報を返す現在のデータベース内にあるテーブルの名前を指定します。table のデータ型は nvarchar(776) で、既定値はありません。
[ @triggertype= ] 'type'
情報を返すトリガの種類を指定します。type のデータ型は char(6) で、既定値は NULL です。次のいずれかの値を指定できます。
値 | 説明 |
---|---|
DELETE |
DELETE トリガ情報を返します。 |
INSERT |
INSERT トリガ情報を返します。 |
UPDATE |
UPDATE トリガ情報を返します。 |
結果セット
次の表は、結果セットに表示される情報です。
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
trigger_name |
sysname |
トリガの名前。 |
trigger_owner |
sysname |
トリガが定義されたテーブルの所有者の名前。 |
isupdate |
int |
1 = UPDATE トリガ。 0 = UPDATE トリガ以外。 |
isdelete |
int |
1 = DELETE トリガ。 0 = DELETE トリガ以外。 |
isinsert |
int |
1 = INSERT トリガ。 0 = INSERT トリガ以外。 |
isafter |
int |
1 = AFTER トリガ。 0 = AFTER トリガ以外。 |
isinsteadof |
int |
1 = INSTEAD OF トリガ。 0 = INSTEAD OF トリガ以外。 |
trigger_schema |
sysname |
トリガが属するスキーマの名前。 |
権限
テーブルに対する メタデータ表示の構成 権限が必要です。
戻り値
0 (成功) または 1 (失敗)
例
次の例では、Person.Contact
テーブルのトリガに関する情報を生成するため、sp_helptrigger
を実行します。
USE AdventureWorks;
GO
EXEC sp_helptrigger 'Person.Contact'
参照
関連項目
データベース エンジンのストアド プロシージャ (Transact-SQL)
ALTER TRIGGER (Transact-SQL)
CREATE TRIGGER (Transact-SQL)
DROP TRIGGER (Transact-SQL)
システム ストアド プロシージャ (Transact-SQL)