次の方法で共有


sp_help_log_shipping_primary_database (Transact-SQL)

プライマリ データベース設定を取得します。

トピック リンク アイコンTransact-SQL 構文表記規則

構文

sp_help_log_shipping_primary_database
[ @database = ] 'database' OR
[ @primary_id = ] 'primary_id'

引数

  • [ @database = ] 'database'
    ログ配布プライマリ データベースの名前を指定します。database のデータ型は sysname で、既定値はありません。NULL 値は許可されません。
  • [ @primary_id = ] 'primary_id'
    ログ配布構成におけるプライマリ データベースの ID を指定します。primary_id のデータ型は uniqueidentifier で、NULL 値は許可されません。

結果セット

列名 説明

primary_id

ログ配布構成におけるプライマリ データベースの ID。

primary_database

ログ配布構成におけるプライマリ データベースの名前。

backup_directory

プライマリ サーバーのトランザクション ログ バックアップ ファイルが格納されているディレクトリ。

backup_share

バックアップ ディレクトリへのネットワーク パスまたは UNC パス。

backup_retention_period

バックアップ ディレクトリでログ バックアップ ファイルが保持される時間 (分単位)。この時間を過ぎるとファイルは削除されます。

backup_job_id

プライマリ サーバー上のバックアップ ジョブに関連付けられている、Microsoft SQL Server エージェントのジョブ ID。

monitor_server

ログ配布構成で監視サーバーとして使用されている SQL Server データベース エンジンのインスタンスの名前。

monitor_server_security_mode

監視サーバーへの接続に使用されるセキュリティ モード。

1 = Microsoft Windows 認証

0 = SQL Server 認証

backup_threshold

バックアップ操作が始まってから警告が生成されるまでの許容経過時間 (分単位)。

threshold_alert

バックアップのしきい値を超えたときに発生する警告。

threshold_alert_enabled

バックアップのしきい値の警告が有効かどうか。

1 = 有効

0 = 無効

last_backup_file

最新のトランザクション ログ バックアップの絶対パス。

last_backup_date

最後のログ バックアップ操作の日時。

last_backup_date_utc

プライマリ データベースに対して最後にトランザクション ログのバックアップ操作を行った日時。協定世界時 (UTC) で表されます。

history_retention_period

指定したプライマリ データベースでログ配布履歴レコードが保持される時間 (分単位)。この時間を過ぎるとレコードは削除されます。

解説

sp_help_log_shipping_primary_database は、プライマリ サーバーの master データベースから実行する必要があります。

権限

このプロシージャを実行できるのは、sysadmin 固定サーバー ロールのメンバだけです。

戻り値

0 (成功) または 1 (失敗)

次の例では、sp_help_log_shipping_primary_database を使用して、データベース AdventureWorks に対するプライマリ データベース設定を取得します。

master.dbo.sp_help_log_shipping_primary_database @database=N'AdventureWorks'
GO

参照

関連項目

システム ストアド プロシージャ (Transact-SQL)

その他の技術情報

ログ配布
ログ配布テーブルとストアド プロシージャ

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手