[新しいサブスクリプション]/[サブスクリプションの編集] ページ (レポート マネージャ)

更新 : 2006 年 7 月 17 日

新しいサブスクリプション ページまたはサブスクリプションの編集ページを使用すると、レポートに対する新しいサブスクリプションの作成または既存のサブスクリプションの変更を行うことができます。このページに表示されるオプションは、ロールの割り当てによって異なります。高度な権限を持つユーザーは、追加のオプションを使用して作業できます。

このページは以下の方法で表示することができます。

• 新しいサブスクリプション ページを開くには、レポートのプロパティ ページを表示し、[サブスクリプション] タブをクリックして [新しいサブスクリプション] をクリックします。[表示] ページから [新しいサブスクリプション] をクリックすることもできます。
• サブスクリプションの編集ページを表示するには、レポートのプロパティ ページを表示し、[サブスクリプション] タブをクリックして変更するサブスクリプションを見つけます。次に、[編集] をクリックします。また、[個人用サブスクリプション] からサブスクリプションを編集することもできます。[個人用サブスクリプション] は、グローバル ツール バーで使用できます。

サブスクリプションは、自動的に実行できるレポートでサポートされています。少なくとも、レポートでは、格納された資格情報を使用するか、資格情報を使用しないようにする必要があります。レポートでパラメータを使用する場合、既定値を指定する必要があります。レポート実行の設定を変更したり、パラメータのプロパティで使用される既定値を削除したりする場合、サブスクリプションが非アクティブになることがあります。詳細については、「サブスクリプションの管理」を参照してください。

メモ :
この機能は、SQL Server 2005 Express Edition with Advanced Services ではサポートされません。使用できる機能の詳細については、「SQL Server 2005 Express Edition with Advanced Services の Reporting Services」を参照してください。

オプション

• [配信者]
  レポートの配信に使用する配信拡張機能を選択します。配信拡張機能を選択すると、他の設定が表示されます。表示される設定は、選択する配信拡張機能によって異なります。

  電子メール サブスクリプションによって、電子メール ユーザーがよく使用するフィールド ([宛先] フィールド、[件名] フィールド、[優先度] フィールドなど) が表示されます。レポートを埋め込むか添付するには、[レポートを含める] を指定します。レポートに URL を含めるには、[リンクを含める] を指定します。添付または埋め込みをするレポートの表示形式を選択するには、[表示形式] を指定します。

  ファイル共有サブスクリプションには、配信先の場所を指定できるフィールドがあります。ファイル共有には任意のレポートを配信できます。ただし、対話機能をサポートするレポート (たとえば、対応する行と列へのドリル ダウンをサポートするマトリックス形式のレポート) は、静的ファイルとして表示されます。静的ファイルに行と列のドリル ダウンを表示することはできません。ファイル共有名は、汎用名前付け規則 (UNC) 形式 (たとえば、\\mycomputer\public\myreportfiles) で指定する必要があります。パス名の末尾に円記号を含めないでください。レポート ファイルは、表示形式に基づくファイル形式で配信されます (たとえば、[Excel] を選択した場合、レポートは .xls ファイルとして配信されます)。

  配信拡張機能を使用できるかどうかは、配信拡張機能がレポート サーバーにインストールおよび構成されているかどうかによって決まります。レポート サーバーの電子メールは、既定の配信拡張機能ですが、使用する前に構成する必要があります。ファイル共有配信は構成の必要はありませんが、共有フォルダは使用前に定義が必要です。

  サブスクリプションの作成方法の詳細については、「レポートをサブスクライブする方法 (レポート マネージャ)」を参照してください。

サブスクリプション処理のオプション

これらの設定を使用して、サブスクリプションが処理される条件を定義します。一部のオプションは、パラメータを使用するレポートまたはレポート実行スナップショットとして実行するレポートのみに利用できます。

• [レポート コンテンツの更新時]
  スケジュールどおりに更新されるレポート スナップショットをサブスクライブするには、このオプションを選択します。このオプションは、レポート実行スナップショットとして実行するレポートをサブスクライブしているときにのみ表示されます。通常、レポート実行スナップショットの内容はスケジュールどおりに更新されます。このモードで実行するレポートは、スナップショットの更新時にサブスクリプションを実行するように定義できます。

• [スケジュールされたレポートの実行完了時]
  サブスクリプションの処理日時を決定するスケジュールを作成します。

• [次の共有スケジュールで実行します]
  定義済みスケジュールを選択して、サブスクリプションを処理します。

• [このサブスクリプションで使用するレポート パラメータの値を指定します]
  パラメータを使用するレポートをサブスクライブしている場合にこのオプションを使用します。このオプションは、パラメータ化されたレポートにのみ使用できます。パラメータ化されたレポートをサブスクライブしている場合、サブスクリプションを使用して配信されるバージョンのレポートを作成するときに使用するパラメータ値を指定できます。たとえば、地域コードを指定して特定の地域の売上データを選択できます。値を指定しない場合は、既定値が使用されます。

変更履歴

リリース	履歴
2006 年 7 月 17 日	追加内容 配信拡張機能の使用。

参照

関連項目

レポート マネージャ F1 ヘルプ

その他の技術情報

レポート マネージャを起動する方法 (レポート マネージャ)
レポート マネージャ
スケジュールの作成、変更、および削除

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手