クエリ処理でのセカンダリ サーバーの使用
読み取り専用のクエリ処理でセカンダリ サーバーを使用することで、プライマリ サーバーの負荷を軽減できます。この操作を行うには、セカンダリ データベースが STANDBY モードになっている必要があります。データベースが NORECOVERY モードの場合は、クエリを実行できません。データベースのモードの詳細については、「RESTORE (Transact-SQL)」を参照してください。
セカンダリ データベースをスタンバイ モードに設定する場合、構成用に次の 2 つのオプションがあります。
- トランザクション ログ バックアップの復元中、データベース ユーザーを切断することを選択できます。このオプションを選択すると、ログ配布の復元ジョブによってトランザクション ログがセカンダリ データベースに復元されるたびに、ユーザーがデータベースから切断されます。切断は、復元ジョブに設定したスケジュールに基づいて行われます。
- ユーザーを切断しないことを選択できます。この場合、セカンダリ データベースに接続しているユーザーが存在すると、復元ジョブではセカンダリ データベースにトランザクション ログ バックアップを復元できません。トランザクション ログ バックアップは、データベースに接続しているユーザーがいなくなるまで累積されます。
目的のオプションを指定するには、[セカンダリ データベースの設定] ダイアログ ボックスの [トランザクション ログの復元] タブで、[バックアップの復元時にデータベースのユーザーを切断する] チェック ボックスをオンまたはオフにします。
参照
処理手順
セカンダリ データベースを追加する方法 (SQL Server Management Studio)
セカンダリ データベースを追加する方法 (Transact-SQL)
ログ配布を有効にする方法 (SQL Server Management Studio)
セカンダリ データベースを削除する方法 (SQL Server Management Studio)
セカンダリ データベースの削除方法 (Transact-SQL)
ウォーム スタンバイ サーバーの設定、管理、およびオンラインへの切り替えを行う方法 (Transact-SQL)