sp_invalidate_textptr (Transact-SQL)
トランザクション内の、指定した行内テキスト ポインタまたはすべてのテキスト ポインタを無効にします。sp_invalidate_textptr は、行名テキスト ポインタに対してのみ使用できます。これらのポインタは、text in row オプションが有効になっているテーブルからのポインタです。
構文
sp_invalidate_textptr [ [ @TextPtrValue = ] textptr_value ]
引数
[ @TextPtrValue= ] textptr_value
無効にする行内テキスト ポインタを指定します。textptr_value のデータ型は varbinary(16) で、既定値は NULL です。NULL の場合、sp_invalidate_textptr ではトランザクション内のすべての行内テキスト ポインタが無効になります。
解説
SQL Server 2005 では、各データベースの各トランザクションに、アクティブで有効な行内テキスト ポインタを 1,024 個まで使用できます。ただし、複数のデータベースにまたがるトランザクションの場合は、各データベースに行内テキスト ポインタを 1,024 個まで使用できます。sp_invalidate_textptr を使用すると、行内テキスト ポインタを無効にして他の行内テキスト ポインタ用に領域を解放できます。
text in row オプションの詳細については、「sp_tableoption (Transact-SQL)」を参照してください。
権限
public ロールのメンバシップが必要です。
戻り値
0 (成功) または 1 (失敗)
参照
関連項目
データベース エンジンのストアド プロシージャ (Transact-SQL)
システム ストアド プロシージャ (Transact-SQL)
sp_tableoption (Transact-SQL)
TEXTPTR (Transact-SQL)
TEXTVALID (Transact-SQL)
その他の技術情報
ntext 型、text 型、および image 型のデータの管理