Windows 照合順序名 (Transact-SQL)
COLLATE 句に Windows 照合順序名を指定します。Windows 照合順序名は、照合順序指定子と比較形式で構成されます。
構文
<Windows_collation_name> :: =
CollationDesignator_<ComparisonStyle>
<ComparisonStyle> :: =
{ CaseSensitivity_AccentSensitivity
[ _KanatypeSensitive ] [ _WidthSensitive ] }
| { _BIN | _BIN2 }
引数
CollationDesignator
Windows 照合順序で使用される基本照合順序規則を指定します。基本照合順序規則には、次の要素が含まれます。- アルファベットまたは言語。辞書順での並べ替えを指定した場合に並べ替え規則が適用されます。
- コード ページ。非 Unicode 文字データの格納に使用されます。
次にいくつかの例をあげます。
- Latin1_General および French: 両方ともコード ページ 1252 が使用されます。
- Turkish: コード ページ 1254 が使用されます。
照合順序指定子の一覧については、「セットアップでの照合順序の設定」を参照してください。
- CaseSensitivity
CI を指定すると大文字小文字は区別されず、CS を指定すると大文字小文字が区別されます。
- AccentSensitivity
AI を指定するとアクセントは区別されず、AS を指定するとアクセントが区別されます。
- KanatypeSensitive
Omitted を指定するとかなは区別されず、KS を指定するとかなが区別されます。
- WidthSensitivity
Omitted を指定すると文字幅は区別されず、WS を指定すると文字幅が区別されます。
- BIN
旧バージョンとの互換性のあるバイナリ並べ替え順を使用します。
- BIN2
SQL Server 2005 で導入されたコード ポイントの比較セマンティクスを使用するバイナリ並べ替え順を使用します。
解説
Windows ロケールと、対応する SQL 照合順序指定子の一覧については、「セットアップでの照合順序の設定」を参照してください。
例
次に Windows 照合順序名の例をいくつか示します。
- Latin1_General_CI_AS
照合順序に、Latin1 一般辞書の並べ替え規則とコード ページ 1252 が使用されます。大文字と小文字は区別されず、アクセントは区別されます。 - Estonian_CS_AS
照合順序に、エストニア語辞書の並べ替え規則とコード ページ 1257 が使用されます。大文字と小文字およびアクセントが区別されます。 - Latin1_General_BIN
照合順序に、コード ページ 1252 とバイナリ並べ替え規則が使用されます。Latin1 一般辞書の並べ替え規則は無視されます。
参照
関連項目
ALTER TABLE (Transact-SQL)
定数 (Transact-SQL)
CREATE DATABASE (Transact-SQL)
CREATE TABLE (Transact-SQL)
DECLARE @local\_variable (Transact-SQL)
table (Transact-SQL)