次の方法で共有


sysarticles (Transact-SQL)

更新 : 2006 年 4 月 14 日

ローカル データベース内で定義されているアーティクルごとに 1 行のデータを保持します。このテーブルは、パブリッシュされたデータベースに保存されます。

列名

データ型

説明

artid

int

そのアーティクルの一意な ID 番号を示す ID 列です。

creation_script

nvarchar(255)

そのアーティクルのスキーマ スクリプトです。

del_cmd

nvarchar(255)

テーブル アーティクルの削除をレプリケートするときに使用されるレプリケーション コマンドの種類です。詳細については、「トランザクション アーティクルに変更を反映する方法の指定」を参照してください。

description

nvarchar(255)

アーティクルを説明するエントリです。

dest_table

sysname

対象テーブルの名前です。

filter

int

行方向のパーティション分割に使用するストアド プロシージャの ID です。

filter_clause

ntext

フィルタによる行選択に使用する、アーティクルの WHERE 句です。

ins_cmd

nvarchar(255)

テーブル アーティクルの挿入をレプリケートするときに使用されるレプリケーション コマンドの種類です。詳細については、「トランザクション アーティクルに変更を反映する方法の指定」を参照してください。

name

sysname

パブリケーションの中で一意なアーティクルに関係する名前です。

objid

int

パブリッシュするテーブル オブジェクト ID です。

pubid

int

そのアーティクルが属するパブリケーションの ID です。

pre_creation_cmd

tinyint

DROP TABLE、DELETE TABLE、または TRUNCATE 事前作成コマンドです。

0 = なし

1 = DROP

2 = DELETE

3 = TRUNCATE

status

tinyint

アーティクル オプションとステータスのビットマスクです。次に示す 1 つ以上の値のビットごとの論理和演算をとります。

1 = アーティクルはアクティブ

8 = INSERT ステートメントに列名を含める

16 = パラメータ化されたステートメントを使用する

24 = INSERT ステートメントに列名を含め、パラメータ化されたステートメントを使用する

64 = アーティクルの行方向のパーティションは、変換可能なサブスクリプションによって定義される

ms187723.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :

トランザクション レプリケーションに対する変換可能なサブスクリプション機能は、推奨されていません。ユーザー インターフェイスでは、この機能に対するサポートは削除されました。この機能を使用するには、Microsoft SQL Server 2000 データ変換サービス (DTS) をインストールする必要があります。詳細については、「SQL Server 2005 Integration Services の旧バージョンとの互換性」を参照してください。変換可能なサブスクリプションの詳細については、「パブリッシュされたデータの変換」を参照してください。

たとえば、パラメータ化されたステートメントを使用するアクティブなアーティクルの場合、この列の値は 17 になります。0 の値はアーティクルが非アクティブであり、追加のプロパティが定義されていなことを意味します。

sync_objid

int

アーティクルの定義を表すテーブルまたはビューの ID です。

type

tinyint

アーティクルのタイプです。

1 = ログベースのアーティクル

3 = 手動フィルタ付きログベースのアーティクル

5 = 手動ビュー付きログベースのアーティクル

7 = 手動フィルタおよび手動ビュー付きログベースのアーティクル

8 = ストアド プロシージャの実行

24 = シリアル化可能なストアド プロシージャの実行

32 = ストアド プロシージャ (スキーマのみ)

64 = ビュー (スキーマのみ)

128 = 関数 (スキーマのみ)

upd_cmd

nvarchar(255)

テーブル アーティクルの更新をレプリケートするときに使用されるレプリケーション コマンドの種類です。詳細については、「トランザクション アーティクルに変更を反映する方法の指定」を参照してください。

schema_option

binary(8)

アーティクルに対するスキーマ生成オプションのビットマスクです。サブスクライバへの配信用にスクリプト化されるアーティクル スキーマの部分を制御します。スキーマ オプションの詳細については、「sp_addarticle (Transact-SQL)」を参照してください。

dest_owner

sysname

対象データベースにおけるテーブルの所有者です。

ins_scripting_proc

int

INSERT ステートメントがレプリケートされるときに実行される登録済みのカスタム ストアド プロシージャまたはスクリプトです。

del_scripting_proc

int

DELETE ステートメントがレプリケートされるときに実行される登録済みのカスタム ストアド プロシージャまたはスクリプトです。

upd_scripting_proc

int

UPDATE ステートメントがレプリケートされるときに実行される登録済みのカスタム ストアド プロシージャまたはスクリプトです。

custom_script

nvarchar(2048)

DDL トリガの最後に実行される登録済みのカスタム ストアド プロシージャまたはスクリプトです。

fire_triggers_on_snapshot

bit

スナップショットが適用されるときにレプリケートされたトリガが実行されるかどうかを示します。次のいずれかの値をとります。

0 = トリガは実行されない

1 = トリガは実行される

参照

関連項目

レプリケーション ビュー (Transact-SQL)
sp_addarticle (Transact-SQL)
sp_changearticle (Transact-SQL)
sp_helparticle (Transact-SQL)

概念

レプリケーション テーブル (Transact-SQL)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手

変更履歴

リリース 履歴

2006 年 4 月 14 日

変更内容 :
  • schema_option 列の説明を更新。