sp_copysnapshot (Transact-SQL)
指定したパブリケーションのスナップショット フォルダを、@destination_folder で指定したフォルダにコピーします。このストアド プロシージャは、パブリッシャ側でパブリケーション データベースについて実行されます。このストアド プロシージャは、スナップショットを CD-ROM などのリムーバブル メディアにコピーするときに効果的です。
構文
sp_copysnapshot [ @publication = ] 'publication', [ @destination_folder = ] 'destination_folder' ]
[ , [ @subscriber = ] 'subscriber' ]
[ , [ @subscriber_db = ] 'subscriber_db' ]
引数
- [ @publication=] 'publication'
スナップショットの内容をコピーするパブリケーションの名前を指定します。publication のデータ型は sysname で、既定値はありません。
- [ @destination_folder=] 'destination_folder'
パブリケーションのスナップショットの内容をコピーするフォルダの名前を指定します。destination_folder のデータ型は nvarchar(255) で、既定値はありません。destination_folder は、別のサーバー、ネットワーク ドライブ、または CD-ROM やリムーバブル ディスクなどのリムーバブル メディアなど、代替の格納場所でもかまいません。
- [ @subscriber=] 'subscriber'
サブスクライバの名前を指定します。subscriber のデータ型は sysname で、既定値は NULL です。
- [ @subscriber_db=] 'subscriber_db'
サブスクリプション データベースの名前を指定します。subscriber_db のデータ型は sysname で、既定値は NULL です。
解説
sp_copysnapshot は、すべての種類のレプリケーションで使用できます。Microsoft SQL Server Version 7.0 以前のバージョンを実行しているサブスクライバでは、スナップショットに代替の格納場所を使用することはできません。
権限
sp_copysnapshot を実行できるのは、sysadmin 固定サーバー ロールまたは db_owner 固定データベース ロールのメンバだけです。
戻り値
0 (成功) または 1 (失敗)
参照
関連項目
システム ストアド プロシージャ (Transact-SQL)