ALTER MESSAGE TYPE (Transact-SQL)
メッセージ型のプロパティを変更します。
構文
ALTER MESSAGE TYPE message_type_name VALIDATION = { NONE | EMPTY | WELL_FORMED_XML | VALID_XML WITH SCHEMA COLLECTION schema_collection_name } [ ; ]
引数
- message_type_name
変更するメッセージ型の名前を指定します。サーバー名、データベース名、スキーマ名は指定できません。
- VALIDATION
Service Broker によって、この型のメッセージの本文が検証される方法を指定します。
- NONE
検証が実行されません。メッセージの本文には何らかのデータが含まれているか、NULL の可能性があります。
- EMPTY
メッセージの本文は NULL であることが必要です。
- WELL_FORMED_XML
メッセージの本文には、整形式の XML が含まれている必要があります。
- VALID_XML_WITH_SCHEMA = schema_collection_name
メッセージの本文には、指定されたスキーマ コレクションのスキーマに準拠する XML が含まれている必要があります。schema_collection_name は、既存の XML スキーマ コレクションの名前であることが必要です。
解説
メッセージ型の検証を変更しても、既にキューに配布されているメッセージには影響しません。
メッセージ型の AUTHORIZATION を変更するには、ALTER AUTHORIZATION ステートメントを使用します。
権限
既定では、メッセージ型を変更する権限は、メッセージ型の所有者と、db_ddladmin 固定データベース ロールまたは db_owner 固定データベース ロールのメンバ、および sysadmin 固定サーバー ロールのメンバに与えられています。
ALTER MESSAGE TYPE ステートメントがスキーマ コレクションを指定する場合、ステートメントを実行するユーザーは、指定されているスキーマ コレクションに対する REFERENCES 権限が必要です。
例
次の例では、メッセージ型 //Adventure-Works.com/Expenses/SubmitExpense
を変更し、メッセージ本文に整形式の XML ドキュメントが含まれることを要求します。
ALTER MESSAGE TYPE
[//Adventure-Works.com/Expenses/SubmitExpense]
VALIDATION = WELL_FORMED_XML ;
参照
関連項目
ALTER AUTHORIZATION (Transact-SQL)
CREATE MESSAGE TYPE (Transact-SQL)
DROP MESSAGE TYPE (Transact-SQL)
EVENTDATA (Transact-SQL)