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データベース エンジン チューニング アドバイザを使用してデータベースをチューニングする方法

  • [アーティクル]

データベース エンジン チューニング アドバイザのグラフィカル ユーザー インターフェイス (GUI) を使用すると、ワークロード ファイルまたはテーブルを使用してデータベースをチューニングできます。データベース エンジン チューニング アドバイザの GUI では、現在のチューニング セッションの結果および以前のチューニング セッションの結果を簡単に表示できます。詳細については、「セッション モニタを使用したチューニング推奨設定の評価」を参照してください。

ms186354.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
データベース エンジン チューニング アドバイザのワークロードとしてトレース テーブルを使用する前に、トレースが停止していることを確認してください。データベース エンジン チューニング アドバイザでは、トレース イベントをワークロードとして書き込み中のトレース テーブルには使用できません。

ワークロード ファイルまたはテーブルを入力として使用してデータベースをチューニングするには

  1. 解析時に、データベース エンジン チューニング アドバイザによって追加、削除、または保有を検討するデータベースの機能 (インデックス、インデックス付きビュー、パーティション分割) を決定します。詳細については、「ワークロードについて」および「データベース エンジン チューニング アドバイザの使用に関する注意点」を参照してください。

  2. ワークロードを作成します。詳細については、「ワークロードを作成する方法」を参照してください。

  3. データベース エンジン チューニング アドバイザを起動し、Microsoft SQL Server のインスタンスにログインします。詳細については、「データベース エンジン チューニング アドバイザの起動」を参照してください。

  4. [全般] タブで [セッション名] ボックスに名前を入力して、新しいチューニング セッションを作成します。

  5. [ワークロード] で [ファイル] または [テーブル] を選択し、該当するボックスにファイルのパスまたはテーブルの名前を入力します。

    テーブルは次の形式で指定します。

    database_name.schema_name.table_name

    ワークロード ファイルまたはテーブルを検索するには、参照ボタンをクリックします。

    データベース エンジン チューニング アドバイザでは、ワークロード ファイルがロールオーバー ファイルであることが前提となります。ロールオーバー ファイルの詳細については、「トレース ファイルとテーブル サイズの制限」を参照してください。

    ワークロードとしてトレース テーブルを使用する場合、そのテーブルは、データベース エンジン チューニング アドバイザがチューニングを実行するサーバーと同じサーバー上に存在する必要があります。異なるサーバー上でトレース テーブルを作成した場合は、そのテーブルをワークロードとして使用する前に、データベース エンジン チューニング アドバイザがチューニングを実行するサーバーに移す必要があります。

  6. 手順 5. で選択したワークロードを実行するデータベースとテーブルを選択します。テーブルを選択するには、[選択したテーブル] 列の矢印をクリックします。

  7. チューニング ログを保存するには、[チューニング ログを保存する] をオンにします。チューニング ログのコピーを保存しない場合は、このチェック ボックスをオフにします。

    セッションを開いて [進行状況] タブを選択すると、分析後にチューニング ログを表示できます。

  8. [チューニング オプション] タブをクリックし、必要なオプションを選択します。詳細については、「使用可能なチューニング オプション」を参照してください。

  9. ツール バーの [分析の開始] ボタンをクリックします。

    チューニング セッションの開始後に停止したい場合は、[アクション] メニューで次のいずれかのオプションを選択します。

    • [分析の停止 (推奨設定を使用)] : チューニング セッションを停止します。この時点までに実行した分析に基づいて推奨設定を生成するかどうかを確認するメッセージが表示されます。
    • [分析の停止] : 推奨設定を生成しないでチューニング セッションを停止します。
ms186354.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
データベース エンジン チューニング アドバイザの一時停止はサポートされていません。[分析の停止] または [分析の停止 (推奨設定を使用)] のいずれかをクリックしてから [分析の開始] をクリックすると、データベース エンジン チューニング アドバイザは新しいチューニング セッションを開始します。

セキュリティ

データベース エンジン チューニング アドバイザを使用するための権限については、「データベース エンジン チューニング アドバイザの初期化」を参照してください。

参照

処理手順

予備分析を実行する方法

概念

データベース エンジン チューニング アドバイザの実行に必要な権限
データベース エンジン チューニング アドバイザの使用に関する注意点
推奨設定のディスク領域の制限
サポートされていないチューニング オプション

その他の技術情報

データベース エンジン チューニング アドバイザのチュートリアル
データベース エンジン チューニング アドバイザの使用

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手