次の方法で共有


sys.syscomments (Transact-SQL)

更新 : 2006 年 7 月 17 日

データベース内のビュー、ルール、既定値、トリガ、CHECK 制約、DEFAULT 制約、およびストアド プロシージャごとに 1 つのエントリを保持します。text 列には、元の SQL 定義ステートメントが含まれます。これらのステートメントの最大サイズは、4 MB までに制限されています。

ms186293.note(ja-jp,SQL.90).gif重要 :
この SQL Server 2000 システム テーブルは、下位互換性を保つためにビューとして含まれています。代わりに、現在の SQL Server システム ビューを使用することをお勧めします。対応するシステム ビューを調べるには、「SQL Server 2005 システム ビューへの SQL Server 2000 システム テーブルのマッピング」を参照してください。この機能は、将来のバージョンの Microsoft SQL Server では削除される予定です。新規の開発作業ではこの機能を使用しないようにし、現在この機能を使用しているアプリケーションは修正することを検討してください。

列名

データ型

説明

id

int

このテキストが適用されるオブジェクトの ID です。

number

smallint

プロシージャがグループ化されている場合は、グループ内の番号です。

0 = エントリがプロシージャでないことを表します。

colid

smallint

オブジェクトの定義が 4,000 文字を超える場合の行のシーケンス番号です。

status

smallint

単に情報を示すためだけに特定されます。サポートされていません。将来の互換性は保証されません。

ctext

varbinary(8000)

SQL 定義ステートメントの生のバイトです。

texttype

smallint

0 = ユーザーが指定するパラメータ

1 = システムが指定するパラメータ

4 = 暗号化コメント

language

smallint

単に情報を示すためだけに特定されます。サポートされていません。将来の互換性は保証されません。

encrypted

bit

プロシージャの定義が難読化されているかどうかを指定します。

0 = 難読化されていない

1 = 難読化されている

ms186293.note(ja-jp,SQL.90).gif重要 :

ストアド プロシージャの定義を難読化するには、ENCRYPTION キーワードを指定して CREATE PROCEDURE を使用します。

compressed

bit

常に 0 が返されます。これは、プロシージャが圧縮されていることを示します。

text

nvarchar(4000)

SQL 定義ステートメントの実際のテキストです。

SQL Server 2005 では、SQL 式をデコードしてカタログ メタデータに格納する方法が SQL Server 2000 と異なります。デコードされた式のセマンティクスは元のテキストと同じですが、構文も同じであるとは限りません。たとえば、デコードされた式からは空白文字が削除されます。詳細については、「SQL Server 2005 におけるデータベース エンジン機能の動作の変更」を参照してください。

参照

関連項目

SQL Server 2000 システム テーブルから SQL Server 2005 システム ビューへのマッピング
互換性ビュー (Transact-SQL)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手

変更履歴

リリース 履歴
変更内容 :
  • encrypted 列はプロシージャのテキストが "暗号化" ではなく "難読化" されているかどうかを示すことを明記しました。

2006 年 7 月 17 日

追加内容 :
  • text 列に、SQL Server 2005 での SQL の式の格納方法に関する記述を追加しました。