sys.dm_repl_articles
レプリケーション トポロジ内のアーティクルとしてパブリッシュされたデータベース オブジェクトに関する情報を返します。
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
artcache_db_address |
varbinary(8) |
パブリケーション データベースに関する、キャッシュされたデータベース構造のメモリ内アドレス。 |
artcache_table_address |
varbinary(8) |
パブリッシュされたテーブル アーティクルに関する、キャッシュされたテーブル構造のメモリ内アドレス。 |
artcache_schema_address |
varbinary(8) |
パブリッシュされたテーブル アーティクルに関する、キャッシュされたアーティクル スキーマ構造のメモリ内アドレス。 |
artcache_article_address |
varbinary(8) |
パブリッシュされたテーブル アーティクルに関する、キャッシュされたアーティクル構造のメモリ内アドレス。 |
artid |
bigint |
このテーブル内にある各エントリの一意識別子。 |
artfilter |
bigint |
アーティクルを行方向へフィルタ選択する場合に使用されるストアド プロシージャの ID。 |
artobjid |
bigint |
パブリッシュされたオブジェクトの ID。 |
artpubid |
bigint |
アーティクルが属するパブリケーションの ID。 |
artstatus |
tinyint |
アーティクル オプションおよび状態のビットマスク。次の 1 つ以上の値の、ビットごとの論理和の結果になります。 1 = アーティクルがアクティブである。 8 = INSERT ステートメントに列名を含める。 16 = パラメータ化されたステートメントを使用する。 24 = INSERT ステートメントに列名を含め、パラメータ化されたステートメントを使用する。 たとえば、パラメータ化されたステートメントを使用するアクティブなアーティクルの場合、この列の値は 17 になります。値 0 は、アーティクルが非アクティブであり、追加のプロパティが定義されていないことを表します。 |
arttype |
tinyint |
アーティクルの種類。 1 = ログ ベースのアーティクル 3 = 手動フィルタ付きのログ ベースのアーティクル 5 = 手動ビュー付きのログ ベースのアーティクル 7 = 手動フィルタおよび手動ビュー付きのログ ベースのアーティクル 8 = ストアド プロシージャの実行 24 = シリアル化可能なストアド プロシージャの実行 32 = ストアド プロシージャ (スキーマのみ) 64 = ビュー (スキーマのみ) 128 = 関数 (スキーマのみ) |
wszArtdesttable |
nvarchar(514) |
パブリッシュ先での、パブリッシュされたオブジェクトの名前。 |
wszArtdesttableowner |
nvarchar(514) |
パブリッシュ先での、パブリッシュされたオブジェクトの所有者。 |
wszArtinscmd |
nvarchar(510) |
挿入に使用されるコマンドまたはストアド プロシージャ。 |
cmdTypeIns |
int |
挿入ストアド プロシージャの呼び出し構文。次のいずれかになります。 1 = CALL 2 = SQL 3 = NONE 7 = UNKNOWN |
wszArtdelcmd |
nvarchar(510) |
削除に使用されるコマンドまたはストアド プロシージャ。 |
cmdTypeDel |
int |
削除ストアド プロシージャの呼び出し構文。次のいずれかになります。 0 = XCALL 1 = CALL 2 = SQL 3 = NONE 7 = UNKNOWN |
wszArtupdcmd |
nvarchar(510) |
更新に使用されるコマンドまたはストアド プロシージャ。 |
cmdTypeUpd |
int |
更新ストアド プロシージャの呼び出し構文。次のいずれかになります。 0 = XCALL 1 = CALL 2 = SQL 3 = NONE 4 = MCALL 5 = VCALL 6 = SCALL 7 = UNKNOWN |
wszArtpartialupdcmd |
nvarchar(510) |
部分更新に使用されるコマンドまたはストアド プロシージャ。 |
cmdTypePartialUpd |
int |
部分更新ストアド プロシージャの呼び出し構文。次のいずれかになります。 2 = SQL |
numcol |
int |
列方向にフィルタ選択されたアーティクルのパーティション内の列数。 |
artcmdtype |
tinyint |
現在レプリケートされているコマンドの種類。次のいずれかになります。 1 = INSERT 2 = DELETE 3 = UPDATE 4 = UPDATETEXT 5 = なし 6 = 内部使用のみ。 7 = 内部使用のみ。 8 = 部分的な UPDATE |
artgeninscmd |
nvarchar(510) |
アーティクルに含まれる列に基づく INSERT コマンド テンプレート。 |
artgendelcmd |
nvarchar(510) |
DELETE コマンド テンプレート。呼び出し構文が使用されているかどうかに基づいて、アーティクル内にある主キーまたは列が含まれます。 |
artgenupdcmd |
nvarchar(510) |
UPDATE コマンド テンプレート。呼び出し構文が使用されているかどうかに基づいて、主キー、更新された列、または完全な列リストが含まれます。 |
artpartialupdcmd |
nvarchar(510) |
部分 UPDATE コマンド テンプレート。主キーと更新された列が含まれます。 |
artupdtxtcmd |
nvarchar(510) |
UPDATETEXT コマンド テンプレート。主キーと更新された列が含まれます。 |
artgenins2cmd |
nvarchar(510) |
同時実行スナップショットの処理中、アーティクルを調整する場合に使用される、INSERT コマンド テンプレート。 |
artgendel2cmd |
nvarchar(510) |
同時実行スナップショットの処理中、アーティクルを調整する場合に使用される、DELETE コマンド テンプレート。 |
fInReconcile |
tinyint |
同時実行スナップショットの処理中に、アーティクルが現在調整されているかどうかを示します。 |
fPubAllowUpdate |
tinyint |
パブリケーションがサブスクリプションの更新を許可するかどうかを示します。 |
intPublicationOptions |
bigint |
追加のパブリッシング オプションを指定するビットマップ。ビットごとのオプション値は次のようになります。 0x1 - ピア ツー ピア レプリケーションに対して有効 0x2 - ローカル変更のみをパブリッシュする 0x4 - SQL Server サブスクライバ以外に対して有効 |
権限
dm_repl_articles を呼び出すには、パブリケーション データベースに対する VIEW DATABASE STATE 権限が必要です。
解説
返される情報は、レプリケーション アーティクル キャッシュに現在読み込まれている、レプリケートされたデータベース オブジェクトの情報だけです。
参照
関連項目
動的管理ビューと動的管理関数
レプリケーション関連の動的管理ビュー