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[レポート サーバーの状態] (Reporting Services 構成)

このページを使用すると、現在接続しているレポート サーバー インスタンスに関する情報を表示できます。このページはレポート サーバー構成の開始ページです。他のページでは、仮想ディレクトリ、サービス アカウント、レポート サーバーのデータベース、レポート サーバーの電子メール配信、スケールアウト配置と単一サーバーの初期化、対称キーの管理を構成できます。

ページの下部にある凡例に表示されているアイコンによって、設定が構成されているかどうかがわかります。結果的に有効な構成にならないように、設定を指定することは可能です。必ず Reporting Services インストールをテストして、正常に動作するかどうかを確認してください。構成状態に関する視覚的なインジケータを見ても、正常に配置されているかどうかは確認できません。配置の確認方法の詳細については、「Reporting Services のインストール状態を確認する方法」を参照してください。

SQL Server 2005 Express Edition with Advanced Services (SQL Server Express) のユーザーは、次の点に注意してください。

  • レポート サーバー電子メールとスケールアウト配置は、SQL Server Express ではサポートされません。
  • レポート サーバー データベースは、ローカルの SQL Server Express データベース エンジン インスタンスでホストされている必要があります。リモートの SQL Server インスタンスを使用してデータベースをホストすることはできません。
  • レポートで使用するデータ ソースも、ローカルの SQL Server Express データベース エンジン インスタンスで実行されている SQL Server データベースにする必要があります。リモート データ ソースまたはその他の種類のデータ ソースを使用することはできません。別の種類のデータ ソースを使用するには、別のエディションの Reporting Services を使用する必要があります。

オプション

  • [接続]
    [レポート サーバー インスタンスの選択] ダイアログ ボックスを開き、別のレポート サーバーを指定して構成できます。接続するには、構成するレポート サーバーを実行するコンピュータのローカル管理者である必要があります。

    ローカルまたはリモートのレポート サーバー インスタンスに接続できます。詳細については、SQL Server Books Online の「レポート サーバーのリモート管理の構成」を参照してください。

  • [最新の情報に更新]
    現在のページを更新して、レポート サーバーの最新の状態を表示します。
  • [インスタンス名] (インスタンスのプロパティ)
    現在接続しているレポート サーバー インスタンスに関する情報が表示されます。レポート サーバー インスタンスの名前は、名前付きの SQL Server インスタンスに基づいています。レポート サーバーの既定のインスタンスは MSSQLSERVER です。SQL Server Express を使用している場合、既定のインスタンスは SQLExpress です。
  • [インスタンス ID] (インスタンスのプロパティ)
    SQL Server 2005 の各コンポーネントは個別のインスタンスとして実行できます。また、同じコンポーネントの複数のインスタンスを実行することもできます。各コンポーネント インスタンスには、そのインスタンスのプログラム ファイルが保存されるファイル システムのフォルダに対応した ID が割り当てられます。ID はセットアップによって、インスタンスがインストールされた順番で割り当てられます。たとえば、データベース エンジン インスタンス、Analysis Services インスタンス、Reporting Services インスタンスをインストールする場合は、最初に データベース エンジン インスタンスが MSSQL.1 としてインストールされ、2 番目に Analysis Services が MSSQL.2 としてインストールされ、3 番目に Reporting Services が MSSQL.3 としてインストールされます。既にインストールしているコンポーネントの 2 つ目のインスタンスをインストールする場合 (たとえば、データベース エンジン インスタンスをもう 1 つインストールする場合)、そのインスタンスは MSSQL.4 としてインストールされます。
  • [初期化済み] (インスタンスのプロパティ)
    レポート サーバーが動作していて、暗号化されたデータを保存および取得できるかどうかを示します。
  • [サーバーの状態] (インスタンスのプロパティ)
    レポート サーバー Windows サービスが実行中かどうかを示します。
  • [開始]
    レポート サーバー Windows サービスを開始します。たとえば、コンピュータ名が変更された後でレポート サーバーを再度構成するときなど、構成を変更した後は、この Windows サービスを再起動する必要があります。
  • [凡例]
    各構成ページで設定の特定カテゴリの状態を表すために使用されているアイコンを示します。

    [現在のモードではサポートされていません] はサーバーの配置モードを指しています。サーバーはネイティブ モードまたは SharePoint 統合モードで実行可能で、特に SharePoint 統合モード用に構成しない限り、そのモードの構成設定は "サポートされていない" としてフラグ設定されます。モードの詳細については、SQL Server Books Online の「Reporting Services の配置モード」を参照してください。

参照

概念

Reporting Services 構成の F1 ヘルプ

その他の技術情報

Reporting Services コンポーネントの構成
Reporting Services 構成を開始する方法
レポート サーバーの初期化
Reporting Services の複数のインスタンスのインストール

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手