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[利用状況モニタ] ([プロセス情報] ページ)

更新 : 2005 年 12 月 5 日

このページを使用すると、現在のプロセスのプロパティを表示できます。

オプション

  • [プロセス ID]
    SQL Server プロセス ID。
  • [ユーザー]
    コマンドを実行したユーザーの ID。
  • [データベース]
    プロセスで使用されているデータベース。
  • [状態]
    プロセスの状態 (実行、スリープ、実行可能、バックグラウンドなど)。
  • [開いているトランザクション]
    プロセスのオープン トランザクションの数。
  • [コマンド]
    現在実行中のコマンド。
  • [アプリケーション]
    プロセスで使用されているアプリケーション プログラムの名前。
  • [待機時間]
    現在の待機時間 (ミリ秒単位)。プロセスが待機していない場合、待機時間は 0 です。
  • [待機の種類]
    最後または現在の待機の種類の名前。
  • [リソース]
    ロックされているリソースのテキスト表示。
  • [CPU]
    プロセスの累積 CPU 時間。エントリが更新されるのは、SET STATISTICS TIME ON が同じセッション内でアクティブになったときに実行される Transact-SQL ステートメントの代わりに、プロセスが実行されたときだけです。[CPU] 列が更新されるのは、SET STATISTICS TIME が ON の状態でクエリが実行されたときです。0 が返される場合、SET STATISTICS TIME は OFF です。
  • [物理 IO]
    そのプロセスの累積ディスク読み書き数。
  • [メモリ使用量]
    このプロセスに現在割り当てられているプロシージャ キャッシュのページ数。負の値であれば、プロセスが他のプロセスから割り当てられたメモリを解放していることになります。
  • [ログイン日時]
    クライアント プロセスがサーバーにログインした時刻。システム プロセスの場合は、SQL Server が開始された時刻が表示されます。
  • [最後のバッチ]
    クライアント プロセスがリモート ストアド プロシージャ コールまたは EXECUTE ステートメントを前回実行した時刻。システム プロセスの場合に表示される時刻は、SQL Server が開始された時刻です。
  • [ホスト]
    ワークステーション名。
  • [ネットワーク ライブラリ]
    クライアントのネットワーク ライブラリが保存される列。各クライアント プロセスはネットワーク接続を行います。ネットワーク接続には関係するネットワーク ライブラリがあり、これによって接続が行われます。 .
  • [ネットワーク アドレス]
    各ユーザーのワークステーションにある、ネットワーク インターフェイス カードに割り当てられている一意識別子。ユーザーがログインすると、この識別子が Network Address 列に挿入されます。
  • [ブロック元]
    ブロックしているプロセスのプロセス ID (SPID)。
  • [ブロッキング]
    このプロセスが他のプロセスをブロックしているかどうかを示します。1 = はい、0 = いいえ。
  • [実行コンテキスト]
    単一プロセスに代わって動作しているサブスレッドを、一意に識別するために使用する実行コンテキスト ID。

状態の値

次のアイコンと状態の値が使用されます。

アイコン 用語 定義
実行中

実行

プロセスは現在実行中です。

実行可能

実行可能

プロセスは接続されており、過去に正常に実行されました。現在、実行する処理はありません。

スリープ中

スリープ

プロセスで実行する処理はありますが、待機してロックやユーザー入力などを待っています。

バックグラウンド

バックグラウンド

作業を実行するために、定期的に休止状態が中断されるバックグラウンド プロセスです。

中断状態

一時中断

プロセスで実行する処理はありますが、停止されています。[状態] フィールドには、プロセスが中断された原因は含まれません。[待機の種類] フィールドに、プロセスが中断された原因に関する情報が含まれている場合があります。

その他

その他

プロセスは上記以外の状態になっています。

権限

利用状況モニタは、データベースのロックの問題をトラブルシューティングする場合や、デッドロックになっているプロセスやそれ以外の応答のないプロセスを終了する場合に使用します。

利用状況モニタを表示するには、ユーザーが SQL Server 2005 サーバーに対して VIEW SERVER STATE 権限を持っている必要があります。

SQL Server 2000 サーバーの場合、利用状況モニタを表示するには、ユーザーが master データベース内の sysprocesses テーブルおよび syslocks テーブルに対して SELECT 権限を持っている必要があります。これらのテーブルを表示するための権限は、PUBLIC データベース ロールに対して既定で許可されます。

プロセスの KILL 権限は、sysadmin 固定データベース ロールおよび processadmin 固定データベース ロールのメンバに既定で許可され、これを譲渡することはできません。

参照

その他の技術情報

sp_who (Transact-SQL)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手

変更履歴

リリース 履歴

2005 年 12 月 5 日

変更した内容 :
  • [ブロッキング] の説明を修正しました。