sp_dropgroup (Transact-SQL)

現在のデータベースからロールを削除します。

重要 :
sp_dropgroup は、以前のバージョンの Microsoft SQL Server との互換性を維持するために提供されています。この機能は、Microsoft SQL Server の次のバージョンで削除されます。新規の開発作業ではこの機能を使用しないようにし、現在この機能を使用しているアプリケーションは修正することを検討してください。 代わりに DROP ROLE を使用してください。

Transact-SQL 構文表記規則

構文

sp_dropgroup [ @rolename = ] 'role'

引数

• [ @rolename = ] 'role'
  現在のデータベースから削除するロールを指定します。role のデータ型は sysname で、既定値はありません。

解説

sp_dropgroup では DROP ROLE が呼び出されます。これは、ロールを削除するときに推奨される方法です。データベースからのロールの削除については、「DROP ROLE (Transact-SQL)」を参照してください。

ユーザー定義のトランザクション内では、sp_dropgroup は実行できません。

権限

ロールに対する CONTROL 権限、またはデータベースに対する ALTER ANY ROLE 権限が必要です。

戻り値

0 (成功) または 1 (失敗)

例

次の例では、DROP ROLE を使用して、ロール my_role を現在のデータベースから削除します。これは推奨される方法です。

DROP ROLE my_role;
GO

参照

関連項目

セキュリティ ストアド プロシージャ (Transact-SQL)
システム ストアド プロシージャ (Transact-SQL)
DROP ROLE (Transact-SQL)
sys.database_principals (Transact-SQL)
sys.database_role_members (Transact-SQL)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手