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自己結合の使用

自己結合を使用すると、テーブルをそのテーブル自体に結合できます。たとえば、自己結合を使用すると、複数のベンダから提供されている製品を検索できます。

次のクエリでは、ProductVendor テーブルの自己結合を使用しているため、ProductVendor テーブルは 2 つのロールで使用されることになります。これらのロールを区別するために、FROM 句では、ProductVendor テーブルに 2 つの異なる別名 (pv1 および pv2) を指定します。これらの別名は、このクエリの後続の部分で列名を修飾する際に使用します。次に、自己結合の Transact-SQL ステートメントの例を示します。

USE AdventureWorks;
GO
SELECT DISTINCT pv1.ProductID, pv1.VendorID
FROM Purchasing.ProductVendor pv1
INNER JOIN Purchasing.ProductVendor pv2
ON pv1.ProductID = pv2.ProductID
    AND pv1.VendorID <> pv2.VendorID
ORDER BY pv1.ProductID

参照

概念

式における演算子の使用

その他の技術情報

WHERE (Transact-SQL)
SELECT (Transact-SQL)
演算子 (Transact-SQL)
SELECT の例 (Transact-SQL)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手