トレース内のイベントにフィルタを適用する方法 (SQL Server Profiler)
フィルタを使用すると、トレースに出力するイベントを制限することができます。フィルタが設定されていない場合は、選択したイベント クラスのすべてのイベントがトレースに出力されます。トレースのフィルタ設定は必須ではありません。ただし、フィルタを設定すると、トレース中に発生するオーバーヘッドを低減できます。
フィルタをトレース定義に追加するには、[トレースのプロパティ] ダイアログ ボックスまたは [トレース テンプレートのプロパティ] ダイアログ ボックスの [イベントの選択] タブを使用します。
トレース内のイベントにフィルタを適用するには
[トレースのプロパティ] ダイアログ ボックスまたは [トレース テンプレートのプロパティ] ダイアログ ボックスで、[イベントの選択] タブをクリックします。
[イベントの選択] タブにはグリッド コントロールがあります。グリッド コントロールは、トレース可能な各イベント クラスを含んでいるテーブルです。このテーブルには、各イベント クラスが 1 行で表示されます。イベント クラスは、接続先のサーバーの種類やバージョンによって多少異なる場合があります。イベント クラスは、グリッドの [イベント] 列で識別され、イベント カテゴリ別に分類されています。残りの列には、各イベント クラスに対応するデータ列が表示されます。
[列フィルタ] をクリックします。
[フィルタの編集] ダイアログ ボックスが表示されます。[フィルタの編集] ダイアログ ボックスには、トレース内のイベントにフィルタを適用するための比較演算子が一覧表示されます。
フィルタを適用するには、比較演算子をクリックして、フィルタに対して使用する値を入力します。
[OK] をクリックします。
注意点 :
- [イベントの選択] タブの [StartTime] データ列および [EndTime] データ列に対してフィルタ条件を設定するには、次の操作を実行します。
- 日付は
YYYY/MM/DD HH:mm:sec
の形式で入力します。
または - [全般オプション] ダイアログ ボックスで、[日時の値の表示に地域別設定を使用する] チェック ボックスをオンにします。[全般オプション] ダイアログ ボックスを表示するには、SQL Server Profiler で [ツール] メニューの [オプション] をクリックします。
および - 1753 年 1 月 1 日~ 9999 年 12 月 31 日の日付を入力します。
- 日付は
- osql ユーティリティまたは sqlcmd ユーティリティを使用してイベントをトレースする場合は、[TextData] データ列でフィルタに % を追加します。
参照
その他の技術情報
SQL Server Profiler の概要
SQL Server Profiler のリファレンス