DBCC dllname (FREE) (Transact-SQL)
指定された拡張ストアド プロシージャ DLL をメモリからアンロードします。
構文
DBCC dllname ( FREE ) [ WITH NO_INFOMSGS ]
引数
- dllname
メモリから解放する DLL の名前を指定します。
- WITH NO_INFOMSGS
すべての情報メッセージを表示しないようにします。
結果セット
有効な DLL を指定した場合、DBCC dllname (FREE) は次のメッセージを返します。
DBCC execution completed. If DBCC printed error messages, contact your system administrator.
解説
拡張ストアド プロシージャを実行すると、Microsoft SQL Server 2005 のインスタンスによって DLL が読み込まれ、サーバーがシャットダウンされるまで読み込まれたままになります。このステートメントを使うと、SQL Server をシャットダウンせずに DLL をメモリからアンロードできます。SQL Server で現在読み込まれている DLL ファイルを表示するには、sp_helpextendedproc を実行します。
権限
固定サーバー ロール sysadmin または固定データベース ロール db_owner のメンバシップである必要があります。
例
次の例では、xp_sample
が Xp_sample.dll として実装され、実行されているものとします。DBCC dllname (FREE) は、xp_sample
拡張プロシージャに関連付けられた Xp_sample.dll ファイルをアップロードします。
DBCC xp_sample (FREE);
参照
関連項目
DBCC (Transact-SQL)
sp_addextendedproc (Transact-SQL)
sp_dropextendedproc (Transact-SQL)
sp_helpextendedproc (Transact-SQL)
その他の技術情報
拡張ストアド プロシージャの実行における特性
拡張ストアド プロシージャ DLL のアンロード