サーバーのアーキテクチャ (Analysis Services)
Microsoft SQL Server 2005 Analysis Services (SSAS) のサーバー コンポーネントは、msmdsrv.exe アプリケーションです。このアプリケーションは、通常、Windows サービスとして実行されます。このアプリケーションは、セキュリティ コンポーネント、XML for Analysis (XMLA) リスナ コンポーネント、クエリ プロセッサ コンポーネント、および次の機能を実行するその他多くの内部コンポーネントで構成されています。
- クライアントから受信したステートメントの解析
- メタデータの管理
- トランザクションの処理
- 計算の処理
- ディメンションおよびセル データの格納
- 集計の作成
- クエリのスケジュール設定
- オブジェクトのキャッシュ
- サーバー リソースの管理
メモ : |
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詳細については、「SQL Server 2005 Analysis Services パフォーマンス ガイド」を参照してください。 |
XMLA リスナ
XMLA リスナ コンポーネントでは、Analysis Services とそのクライアントの間のすべての XMLA 通信が処理されます。msmdsrv.ini ファイルの Analysis Services Port 構成設定を使用すると、Analysis Services インスタンスがリッスンするポートを指定できます。このファイルの 0 の値は、Analysis Services が既定のポートをリッスンすることを示します。特に指定がなければ、Analysis Services では次の既定の TCP ポートが使用されます。
ポート | 説明 |
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2725 |
SQL Server 2000 Analysis Services の既存のインスタンスです。 |
2383 |
SQL Server 2005 Analysis Services の既定のインスタンスです。 |
2382 |
SQL Server 2005 Analysis Services の他のインスタンスのリダイレクタです。 |
サーバーの起動時に動的に割り当てられます。 |
SQL Server 2005 Analysis Services の名前付きインスタンスです。 |
参照
処理手順
概念
ヘルプおよび情報
変更履歴
リリース | 履歴 |
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2006 年 4 月 14 日 |
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